怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

朝は今回二度目のアーモンド。喫煙のサラリーマンはいないが近所の子連れがうるさい。うるさいが、そちらが本来のお客さんだからしょうがないね。

まずは東京ステーションギャラリーのメスキータ展から。ドイツ圏らしい独特な画風はデザイン的な意味で面白い。僕がふだん興味持って見てるのとはだいぶ毛色は違うが、たまにはいいか。

小雨降る中、初めて行く西村画廊で記念展。舟越桂ほか興味深い作家が並んでるのになぜ今までこの画廊を知らなかったのかな。まあ手の届かない作家ばかりなんだけどさ。来れてよかった。

不忍画廊にも立ち寄ってから少し遅めのお昼。エリックサウスで少し並んでチキンビリヤニ。自分でビリヤニもどきを作ったあとだけにこの美しいビリヤニのありがたみが増す。美味しかった。

歩いてPOLAミュージアムアネックス。ここは通り道というだけか。

浜松町からテラダアートへ。今日は雨模様で少し濡れながらの移動。ANOMALYで坂本夏子。作家さんがいらしていた。

品川から渋谷のディーゼル。大竹彩子はコラージュ作品の方に興味を覚える。ZINEがあったが、10冊ほどもあるので1冊だけ買ってもなと思ってしまった。

代々木会館をもう一度見に行く。最後をしのぶご同輩が多数。

いちおう東豊書店にも行ってみたが、最後に本気で掘ってる人もいるしそもそも崩れそうな本の山との格闘になるので僕のような門外漢の出る幕ではない。階段に放置されたメモ帳だけ記念に買おうとしたら差し上げますよとのことなのでありがたく頂いた。

もう一度外で代々木会館を見上げていたら、同輩に声をかけられ、傷だらけの天使の話をする。この方には自家製のバッヂを頂いた。

この辺りから残り時間との兼ね合いになってくるが、駒込でKAYOKO YUKIへ行き、その次は阿佐ヶ谷のTAVギャラリーでオートモアイ個展。これはもう絶句するほどの素晴らしさ。金さえあれば見境なしに全部買うだろうし、初日に買い占めるべきだったとさえ思う。オートモアイの象徴である顔のない女が消し飛ぶような、そんな風景があった。別世界だ。

高円寺とよんちは王卵が品切れだったので、初めて豊卵4個だけを買ってみた。

アニマル洋子辻井喬「終わりなき祝祭」倉橋由美子「反悲劇」美術手帖の松井洋子特集など。

そろそろ時間となり、初めてのグリーンアップルへ。U-haの近くだった。僕が行ったころにはもうほとんど満席で、古本を買ってしまって荷物が多いのと、単に疲れてるから立ち見はしんどい。なんとか席を確保。すいません。店は狭いといってもU-haくらいはあるのだが、ガッチリ飲食店なのでどうしても手狭になっているようだ。前回に引き続きAさんがいらしていてびっくり。ほかにもいいイベントがある日で、僕も泣く泣く他をあきらめてるのに、Aさんがこことは。

Kate Sikoraバンドは数年ぶりになるが、前回と変わらないさわやかなポップソング。笑顔の似合うバンドだ。ケイトさんは今はお母さんらしい。

マミミフォークソングは残念ながら飲みすぎで少しぐだぐだ。楽しいのはいいが少し残念。

最後が丸尾丸子+矢田伊織。もはや2人で丸尾丸子名義のユニットといってもいいくらいのベストアンサンブル。丸尾さんは僕と同じ関西在住でありながら、関西でのライブが多いわけではなく、近年減る一方ですらあるので、ほんとに希少な機会。ましてこの3組でのイベントは数年前にペンギンハウスで見たマミミのレコ発以来ということもあり、本当にうれしい。東京行きの日程をずらしたのも半分はこのためだ。丸尾さんにもご挨拶できてよかった。

終演後、はやしまるでワンタン麺とビール。東京のラーメンって、どうも口に合わないな。

少し早めの終演だったので、中野のユニオンに寄れるかなと思ったら閉まっていた。残念だ。