怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

風邪は治らず、仕事は休むことに。有給はあと1日残っているのでちょうどいいといえばちょうどいいのだが、せっかくの休みが風邪で消えてしまうのは残念だ。オパールタイムズにももう一度行きたかったし、あれもこれも。家でおとなしくし、せいぜい録りためた「ツインピークス」を見るのみ。
お昼はライフで弁当を買うという代わり映えのしない食事。日ごろの睡眠不足を補いがてら寝続けた。
夜、かつおの遊び場へ出かける。さすがに風邪はだいぶマシにはなっている。今日はオウガのワンマンとアバンギルドでも魅力的なイベント、そしてザゼンといういろいろな選択肢はあったが、これにしておいてよかった。スタンディングは絶対無理だ。
影野若葉・影野わかばのツーマンというこの企画、僕も考えたことはあったがやってくれと言うのははばかられたのでありがたい。
最初は影野若葉から。珍しく少し間を空けてるせいか、ギターが流麗になっているのが印象的。フラメンコギターと格闘していた春ごろとは格段の進歩で、あっという間に弾きこなしている。これまでの影野さんを見ていると、こうなってきた頃には次の試みを始めたりするのかもしれないが、でもたぶんこの活動はしばらく続くだろう。
続いて影野わかば。本当に久しぶり。今回は歌物語「カミサマの憂鬱」レコ発でもあるのだが、この歌物語、なにしろ朗読がいい。今回の歌物語は3短編の構成だし物語としてもこれまでの3作と比べさほどのものではない。ただ、とにかく地の文を語る声が非常によい。黙って語りを聞いているだけで、するすると時が経つ。前にもとかげさんの朗読を好きだと言ったことはあるが、その頃よりさらにいい。影野若葉としての低めのボーカルをやってきたのが影響しているのだろうか。
終演後、音源を買って帰宅。さすがに少々具合は悪化したが、まあ大丈夫。