怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

抽選会。まあまあのものが当たる。このくらいで丁度いいや。たぶんラッキーなんだろう。
夜は扇町パラダイス。ずいぶん久しぶりなのはふゆふきうどんさんと影野さんが出てないからだろう。ほかにもライブを見たいバンドなどが見つかるといいが、幸か不幸かなかなか見つからない。
影野若葉さんが最近では珍しく一番手。思い返してもなかなか記憶にない。もちろん僕が行ってないライブではそういうこともあるのかもしれないけど。影野若葉としては初めてのパラダイスで、パラダイスの音のせいなのかそれとも影野若葉としてライブを重ねてきての変化なのか、特徴の一つである叙情性よりもアグレッシブな感情が前面に出ている。影野さんは曲の最後に強く弦を弾き切ることがあるけど、この力強い動きをあまり見せず全体に強靭さを出していたライブだったと思う。ギター弾きとしての自信がみなぎっているからこそかもしれない。
一曲目の「決別」もそういえば別れの曲だけど影野若葉としては初めて聞いた。イントロは以前と変えず歌だけをオクターブ下げてきたのはちょっと驚いた。こういったところをあれこれ模索した上で出してくる、それが見れるのが影野さんのライブを定期的に見る楽しみの一つだ。
2番目が田中雅紀。前から興味を持っていたし大阪にもよく来ているのにようやく。期待に違わなかった。四つ角の詩人という言葉がふと浮かんだが、生活のなかで浮かび残る心情をすくい上げて掌に乗せる歌だと思った。
3番目が藤川真里。落ち着きあって3番目にはいい座り具合。
4番目重田拓成。上手いですけど、僕の方向性とは違うのでそこはまあ。
最後が木村三郎。ベテランだけあって上手いんだけど、長かった。パラダイスはいつも終演遅いのが辛いです。
あと、恥ずかしくてしょうがないけど、ビールの勢いで影野さんにお願いすることもできてよかった。よし。