けものたちの夜

お昼にチケットを取りに行き、そういえば新幹線はJR在来線もセットだったことを思い出す。なぜ失念していたのだろう。
夕方六本木のバーガーキングへ。生命保険の説明などをしてる姿を見ながらワッパージュニアを食べる。めまいはおおむね収まったがその余韻の気持ち悪さは続いているので食欲も2割減くらいだ。
新世界へ。早めに入ったので前方の見やすい席をゲット。
最初はマイカ・ルブテ。数年前に某所で見たことがあったようなと思ったけど勘違いで初見でした。いつもはシンセやエフェクターを多用しているようだけど今日はアップライトピアノ中心で、これはすごくよかった。伸びやかで世界が広がるような40分だった。以前見たときはあまりピンとこなかったからちょっと怖じ気づいてしまって音源も買わなかったんだけど、それが勘違いだとわかっていたらなあ。
次が田中茉裕。ピアノ弾き語りでヴァイオリン島内晶子とのデュオ編成。
最後がけもの。p、b、dsのカルテットで、前回見たフルバンド大物ゲスト入りの編成より、このほうがボーカルの青羊さんが自由に伸び伸び歌っているように思える。けものはやはりボーカル中心なんだし、後ろの編成がどれだけボーカルを映えさせるかでいえば、やはりこの気心知れた編成がベストなのでは。
曲は2枚目からを中心に新曲もいくつか。Beat It!の洗練されたアレンジもフィッシュ京子ちゃんのテーマも第六感コンピューターの小粋さもすべてが魅力的。
このところハードワークでストレスも溜まり体調も悪くという中だったけど、それをすっと清めてくれるようなライブだった。個人的にはけものだけを目当てに来たけど、結局最初から楽しめたし、会場の雰囲気もしっくりきててよかった。
けもののライブはいつもなにかと都合がつかなかったりであまり行けなかったのが心残りだけど、いい思い出ができた。