怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

石橋英子 with もう死んだ人たち@渋谷WWW

夕方渋谷へ。会社に忘れ物をしてしまったが後の祭りだ。
空腹が募るなか、久しぶりに大戸屋で夕食。以前と同じ人なのだろうか、とても物腰の柔らかい店員さんに接遇される。恐縮すぎる。
終わってWWWへ。まだ客は少ない。物販を除いたところ、山本さんがCDを投げ売りしているのでありがたくアニス&ラカンカの1stを1000円で。いつもならライブ後にしか物販は買わないのだが、さすがにこれはなくなりそうなので。ついでに石橋英子の会場限定CDRも。スーパーデラックスの超早割は悩んだのだが、あまりに先すぎるし予定を縛られるのも好きではないので見送り。ちょっと後悔したが、まあ仕方ない。
最初に七尾旅人。僕はさほど好きでもないのだらりと聞く。途中から石橋英子が参加し、均整を取るようなほろほろした音を加えていて、その感じは好ましかった。
続いて石橋英子 with もう死んだ人たち。今回はキーボードに坂口光央が参加し、石橋さんはボーカルとフルートのみに徹している。さっきも少し聞けた石橋さんのピアノは、バンドの中核をなすはずの音だったから正直なところ残念だ。もちろん坂口さんが石橋英子の穴を埋めてはいるのだが、やはりいつものバンドの音とは違う。この編成でも幾度もライブをしているとはいえ、息の合った駆け引きというところまでは達していない。石橋さんとしてはむしろボーカルにもっと手ごたえが欲しかったからこうしたのだろうが、次回はいつもの編成で見たいものだと思う。
アンコールに石橋さんの弾き語りがあったので胸のつかえが下りた思い。
金曜日、喧騒の中を帰る。