怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

待ち遠しかった黒岩あすかのレコ発。早めに行って椅子席をゲットし、eAs cafeのコーヒーを飲みながら待つ。淹れるのを見ながらコツを少し教えてもらったが、知らなかったことがいくつもあり、やはりプロは違うなと。客商売の柔らかさの中にプライドが垣間見えたのもよかった。SEはもちろん犬の鳴き声である

OAのような形でウンラヌから。いいサイケバンドだと思うが、インストのほうがしっくりくる。澤野さんはボーカルをやりたいということだろうか。

続いて黒岩あすか。ステージにキーボードを置いていることから予想はしていたし、必ずやるとは思っていたし、なんならソロパートの中心になるかと思っていたピアノ曲だが、まさにピアノ中心の構成。クラシックギターの弾き語りから始まった黒岩さんだが、ギターにこだわってるわけではないようで、今の気持ちとしてはおそらくピアノが黒岩さんに合ってるんだろう。黒岩さんの表現としては、楽器の種類はもちろん、歌であったり声であったり、あるいは文字であったり料理であったり、いろんな形があるのだろうと思う。そういう意味では、ある日突然音楽という種類の表現を止めてしまうことだってあるのかもしれない。そういう儚さを持っているがゆえの輝きが、黒岩さんの音楽にはあるような気がしている。

続いて黒岩あすかと夜。轟音といっても大きすぎず、楽器も声もしっかり聞こえる轟音。このあたりはさすがのホームグラウンド。後ろを固める3人も、これが本職かと思えるようで、見ごたえがある。

今日は黒岩さんは体調がすぐれないようで、後半には影響してきたのかもしれないが、いいレコ発になった。

終演後はもちろん物販。もうすぐ発売のアルバム「光与影」「黎明」のほかにTシャツ、サコシュステッカー袋と盛りだくさん。どれも黒岩さんの手が入っているのが黒岩さんらしい。Tシャツと袋とステッカーを買い、うまいタイミングでサイケポスターならぬステッカーを頂けたのもラッキー。

Kさんにショックな知らせを聞いたが、今後も演奏を聞けることを願いたい。お元気で。