怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

ソウル・フラワー・モノノケ・サミット@下北沢ガーデン

新宿のバーガーキングで今キャンペーン中のアボカドワッパーJr.を食べる。アボカドのとろみがおいしいのだが、どうしてもひんやりしてるしパティは冷えるし、それはなんとかならないのか。ならないよなあ。
下北沢へ。幸い雨はほぼ上がっている。
GARDENに入るとお客さんは少ない。リクルマイとチャランポランタンの集客差もあるだろうが、やはりお盆で東京にいない人も多いのではないか。休みだと来やすいが遠くに行ってることもあるから辛いところだろう。
最初はリクルマイ。ギターのKに加えて大熊さんと河村さんがサポート。ジャマイカ民謡(レゲエ)をベースにカバーや日本民謡をやっていて、モノノケのOAにはぴったりそうではあるのだが、どうも僕の好みではない。レゲエはレゲエで聞きたいし、民謡は民謡で聞きたい。1曲目から手拍子を求められるのもちょっと。そういうのは一発目からではなく自然に体が動き出したころに背中を押してくれたほうがありがたい。
続いてソウル・フラワー・モノノケ・サミット。最近は美しき天然で始まってさよなら港で終わる定番の流れを断ち切っている。前半はずっとやってきた民謡やオリジナルや唖蝉坊カバーなど。チンドンをベースにした太いリズム隊がロックンロールしていて心地よい。
後半からリクルマイが参加で昭和歌謡など。この後半コラボは二階堂さんあたりから始まってチャランポランタンで確立された感じがあり、まあそれはそれで悪くはないんだけど、やはりモノノケは中川の声ありき、三線ありきなんだよなあ。港町ブルースとかも中川が歌ってくれるし曲も好きだからいいんだけど、そうでないのが折々に入るのでどうも没頭できない。
本編最後はお富さんで締め。これはやっぱり最高だな。
今日MCで初耳だったのは、満月の夕べは当時山口洋と一緒に曲を作っていて、そのメロディを頂いたという話で、最初からああいったモチーフで作ったわけでもないし両者で歌詞が違うのもそういう事情なのねということ、そして歌詞も被災地にはまだ三度目で現場をあまり見てない時期だったという話など。初期は三線の持ち方も変だったとかいう笑い話もあったし、当時みんな東京に怒ってたという話もあった。まあ震災への関心の薄さは当時も今も僕は怒りを感じているけど、一方で東京に来てみると東北の震災への関心は関西と比べ物にならないほど高いのがわかり、結局のところ当事者感の違いなのだろうという気もする。
ところで下北沢GARDENはソフトドリンクの種類が少なくていやだな。
次回ライブのチケットを1枚買って早々に帰宅。
旅行会社からは連絡が来たそうで一安心。