怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

牧野貴凱旋帰国イベント

お昼は昨日の残りのそば。さすがに二日連続は飽きることがわかった。
妻が一生懸命浴衣を着て新宿へ。歩き方がなってないからすぐに着崩れる。普段の振る舞いの問題だから仕方ない。
王舟のインストアライブはアコースティックのバンド編成で、無料でこれはありがたい。ソロでもバンドでもいい音楽を聞かせてくれるが、アコースティック編成は久しぶりだったのでうれしかった。MCは訥々とだが、よくよく考えれば日本語に全く違和感を覚えないわけだから流暢と言ってもいい。そんなMC含めて愛すべき王舟さん。妻はせわしなく神宮球場に向かい、僕はサイン会に参加。
終わってそのまま渋谷に行こうかと思ったが、それも時間を持て余しそうなので無印良品で麦茶ポットを買いいったん帰宅。荷物を置いて渋谷へ。
バーガーキングでセンター街を見下ろしながら食事。少し量が多くて気分が悪くなった。
アップリンクへ。今日は「Makino Takashi Open Experimental vol.2」ということで牧野貴さんの作品が一挙上映。渡された札からすると、第一部と第二部どちらも見る人が多そうだ。両方見たって2,000円なのだから時間さえあればそうするのは当然でしょう。
まず第一部、ハーフパンツの牧野さんの挨拶から始まり、「Article left by the departed」、「wordless in woods」、「Ghost of OT301」、「Generator」、「2012 3D」というプログラム。「Ghost of OT301」はまず音楽がカッコいいし、それにぴったりのイメージがまた緊張感があり素晴らしい。最後の「2012」は隠れたイメージがちらちらとのぞいてくるところに面白さがあって、何度見ても飽きない。
休憩時間に葉山さん、牧野さんと少しお話。狭いところで会場に迷惑をかけたような気もするし、そもそも話が長くて申し訳ない気もするが、僕は楽しかったので、まあなんというかです。
第二部は「Phantom Nebula」と「Space Noise 3D」。これがまた凄いんですが、言葉にするのが本当に難しい。牧野さんの作品は、(使ってないと思いますが)ドラッグカルチャーの文脈で見れる要素があり、にもかかわらず非常にストイックで清潔さがあり、この感じはちょっとなかなかないんじゃないかと思う。見れば魂を打ち抜かれるような衝撃があると思うんですが、そういうのに限って言語で伝えるのに限界があって広めるのが難しいから困ったもの。
10月には[+]の上映会も企画しているようなので、そっちもぜひ都合をつけたい。まあ来年はどうなるかわからないけど、だからこそ行けるものは全部行っておかないと。
ウキウキと帰宅。妻もヤクルトが連勝で上機嫌。