怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

「アール・ブリュット −スイスに行った作家たち―」展

だんだん暑くなってきた。お昼のお弁当を食べたら妻が多すぎるから少し食べろというので、いつも通りご飯を中心に食べたら怒られた。確かに肉を食べろとは言われたが、気を使ってるだけだろうと思ったのに、ほんとにご飯を食べたかったらしい。難しいな。
すぐに出かけるつもりがついつい遅くなった。
西武新宿線に乗るのは二度目。今日も目的地は沼袋。各駅停車ということもあるのだろうが、がらんとした電車が強い光の中をゴトゴトと進んでゆく。新宿発とは思えない鄙びかたで、東京のエアポケットのようだ。
沼袋の駅を出て、商店街を足早に過ぎて中野区障害者福祉会館へ。暑いなかエアコンもろくに入ってないところがお役所で、作品保護とか大丈夫だろうか。極端に保存が難しいものはないと思うが。
そんな「アール・ブリュット −スイスに行った作家たち―」展。今ちょうどスイスで日本のアール・ブリュット展をやっているということでその関連企画だそう。11作家の二十数点が展示されている。リビングルーム程度のせせこましいスペースでもあり、適度な距離もとれないし、正直鑑賞といえるほどの体験はできないのだが、ただ宮宏一郎・西田裕一・藤田雄は未見だったし、特に藤田雄の作品がなかなかよかった。まあ不満とは言えないかな。無料だし。
帰りは商店街の天野書店やブックライフを探訪。どちらも意外によい品ぞろえでした。古本屋の棚を見るとその地域の文化度がわかる。
商店街の脇道に入ってみたり、なかなか楽しい。帽子屋さんや魚屋さん、掘立小屋のような飲み屋さん、いろいろある。暮らしやすそうで僕もなじめる気がしてきた。
帰りは新宿のステーションスクエアでテレビの体験イベントに参加してオレンジとナップザックを貰ってきた。
コーヒーを買う予定が品切れで持ちこしに。しきりに詫びてたけどしょうがないし、そもそももう何度目かだから慣れてる。