怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

関西1日目

旅の散策バスはかなり久しぶりだったのだが、おそらくバスの仕様は以前とほとんど同じ。なので、かつては乗り心地良く思えたバスも今となっては設備が落ちる印象がある。カーテンは少なくとも1列側には付けてもいいんじゃないかと思うし、フットレストやリクライニングもつくりが甘い。僕の体に合ってないせいかもしれないが、体の置き所がなくてなかなか寝付けないし、休憩ごとに移動する客たちの動きで起こされる。もちろん一睡もできないわけではなく、むしろ浅いながらもずっとうつらうつらしていたのだろうとは思うが、見覚えのない場所で降ろされた時には頭がぼんやりしていた。
すぐにマクドに入ったものの、二階席はクローズされていて居心地の悪い一階で過ごす羽目になったのは残念だった。それでも少しは仮眠が取れたのでよしとしよう。眠れるようになったころにはすぐに移動だから、実はもっと早く着いたほうがよかったかもしれないが、それだと出発時間が早すぎるしなあ。
病院には受け付け開始から10分後に行ったのだが暇人がうようよいた。まさか並んで待ってるのか。検査を数種類受けて終わったのが11時半。やれやれだ。
駅前ビルに行ってチケットなどを買い、サイゼリアで昼食。実は初サイゼリアだったのだが、別にどうってことない感じ。店員が注文を間違えて持ってきたくらいかな。
国立国際美術館でコレクション展と郭徳俊ニコッとシェー展を見る。郭徳俊は大統領シリーズは面白かったのだが、絵画のほうは「夜の笑A」などを除きあまりピンと来ず。コレクション展は初見が1/3ほどあり、まずまずといったところ。
苦労して郵便局を発見し、無駄金の振り込み。無視したっていいようなものだが、一度くらいは致し方ない。
眠気と疲労困憊でジパングへ。フロントの会話で、ここの従業員に有給休暇があると知る。そうか、結構ちゃんとしてるんだな。
仮眠で熟睡。しかし悪い夢をずっと見ていた気がする。職場の人が出てくる夢なんてろくなもんじゃないし、夢の中でアイマスクをしたまま立ち上がってiPhoneを落とすなんて馬鹿げてる。
夕食はいったんホルモン鍋に行列ができているのを見てたこ焼きに行ったら閉まっていて、そうだホルモン焼きそばと思ったら権兵衛も閉まっていて、仕方なくホルモン鍋に戻ったらもう品切れ閉店だというしで間の悪いことおびただしく、失意のうちに串カツ屋へ。てんぐに入ったのだが意外と高いし扉のそばで寒いのでさっさと会計。味は悪くないけど、このあたりの物価水準からするとそういいもんでもないかな。でも一度行けてよかった。
ほろ酔いのまま難波に行くとちょうど惣菜屋のセール時間だったので弁当とおにぎりを半額で購入。おにぎりは串カツでは満たされない今夜用、弁当はお昼が遅くなるのを見越して明朝しっかり用。しかしここはセール時間前からみんな品を手に取って待ち構え列を作っていて、これいいのかな。ちょっとどうかと思うのだが。
心斎橋まで歩いて○か×で曽我部恵一「けいちゃん」1130円、「THE WIRE TAPPER 09 SPECIAL EDITION DOUBLE CD」180円。ブックオフ心斎橋店でbonobos「Hover Hover」500円。ふらふらと心斎橋筋を下り、なぜか今までになくしつこい客引きたち。不思議に思ったが、酔いが顔に出ていたからなのか。
純喫茶アメリカンに入り、コーヒーを注文してしばし休息。隣の席ではお笑い芸人がインタビューを受けているのだが、インタビューアーは「お笑いのことはわからない」と言ってるし芸人は「暗いと言われる」「塾講師のバイトを始めてこれはまずいからと思って」などと語ってるし隣にいるのがマネージャーだとしたらそこそこの芸人なのか、しかし女マネージャーは携帯見てるだけで仕事してないよなとか。なんだかわからないが、最後に大婆様が帳場にやってくるのがこの店の閉店作法なんだなということが理解できた。
寒いが頑張ってホテルへ。早目にでもなく就寝。