怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

関西へ。最終日

今朝も騒がしくて目が覚める。目覚まし時計は鳴るし、寝てる人お構いなしの会話や英文音読。すげえなあ。これ毎日やってたら大物になるわ。ちょっと散歩して出発。皆さまお邪魔様でした。ほんと招かれざる客で申し訳ない。また行きたい気もするし、もういいような気もするし。電話の話では部屋割が決まる前でスペースがないというようなことだったが、入寮が毎年2回で各1ヶ月以上かかってるなら、相当期間はこの状態なんだろうし。聞けばよかった。
鴨川沿いを歩いて四条河原町へ。朝の京都、いいなあ。
梅田に出て、VIPラウンジにギリギリ間に合い荷物を預ける。
病院に電話して予約の確認。記憶の通りでよかった。最近記憶の衰えを感じなくもないもので。
三越に行き、開店を少し待って赤福茶屋で竹田圭吾氏が激賞する赤福氷を食べる。平日の開店直後、おばちゃんしかいない時間帯ですが、とりあえず客は僕だけ。抹茶味のかき氷の中に赤福が二つ埋まっていて、かき氷の味はなかなか。夜店のものとはさすがに違う。ただ、赤福は氷で冷やされているので餅は固いし餡も小さくまとまってしまっており、氷と分離しているような感じになっている。うーん。氷が溶けていくに従ってまろやかになるが、氷と餡のハーモニーという点では、かん袋のくるみ餅もの方がいいと思う。あと、茶屋というしつらえなので仕方ないが、かき氷を食べるにはテーブルが低すぎる。まあでも、気になっていたものをやっと食べられてよかった。
そのあとはエコカードで喜連瓜破に移動。ブックオフSonic Youth「made in USA」500円、美術手帖2011年9月号オノ・ヨーコ特集800円。意外なことに美術系が充実しており、文学やCDもなかなかの品揃え。昔一度行った時の印象で今回足を伸ばしてみたが正解でした。
心斎橋に戻り、大阪市立近代美術館心斎橋展示室で「佐伯祐三とパリ」展。佐伯祐三はそんなに・・・と思いつつも見た展覧会だが、後期というか死の直前の作品は鮮烈。あまりエモーショナルなことは言いたくないが、命を画布に叩きつけたような気迫があり、さすがに感慨にふける。そしてそれを年老いた爺ちゃんが談笑しながら見ている光景に胸糞悪くなる。当時のポスターも十数点展示されているが、そちらは時代が同じというだけでした。大阪市立近代美術館も本展は力を入れているようで、グッズも色々売っていたけれど、僕としてはあそこは休憩室の方がありがたいです。
○か×をざっと見た後、バンブルビーへ。2時過ぎているので人もまばら。鴨も鳥胆も品切れなのでマトンにしました。食後にチャイ。6月に6周年なのでイベントをするとか話していた。あと、今まで気付かなかったがアンプの前に縞模様の部品が飾ってあり、聞いたらやはりこれがバンブルビーだそう。希少な部品で、今はもし売りに出されたら5〜6000円するそうだ。
心斎橋のブックオフでStereo Lab「騒音的美学の終焉」Toro Y Moi「Causers Of This」各500円。TOKYO ART&CULTURE MAP300円。
あべの橋湯で久しぶりに入浴。新しいので味わいはないが、小奇麗でいいです。ただ、少し深い湯船につかると胸が、とはっきりわかるのが嫌だな。風呂屋のせいじゃないけど。
中津に戻り、Vi-codeへ。ちょうど最初のヨモギイチヨウが終わる直前でした。次がワニのいる生活。調子が悪いと言われなければそんなに、な感じだけど、さすがにボーカルはちょっと苦しげ。でもボーカルバンドじゃないしいいじゃないすか。ドライブ感のあるドラムは変わらないし。あと、VJはすごく良かった。結構そっちを見てました。
3番目がo'summer vacation。Limited Express(has gone?)とタイプが似てる、って言われ過ぎて嫌になってると思うけど、僕はリミエクよりいいと思う。CD買いました。
4番目がとかげのわかばさん。中津Vi-codeってイメージないなと思ってたけどその通りで、そこの違和感が消えなかった。ライブはいいんですけどね。悪いはずがないし。お芝居的なステージなので、何か飾りつけというかステージセットみたいなのがあるとまた面白いかも。新曲もどんどんできてるようなので、また形にしてほしいなあ、と気が早いけど思ってる。
最後がモルヒネコ。疲れもあってぐったりぼんやり聞いてたけど、細かいフレーズとか意外と聞きどころがある。それがなぜ一見ビジュアル系の成り損ないみたいな感じになってしまうのか。どこかを少し変えればぐんと伸びるんじゃないか。素人が偉そうにすいません。なんかもったいないバンドだなと最後はやきもきしながら聞いていた。
o'summer vacationが短かったおかげで21:52に終了。最後まで見れてよかった。特に聞きたかった3組が真ん中で集中していたので時間的にも体力的にもありがたかった。終って即バス乗り場へ。景色を楽しむ余裕はあまりないが、昭和の雰囲気を漂わせていたソニックが味もそっけもないパネル工法の建物になっていたのはちょっと怒りがこみ上げてきたよ。
バスに乗車して、さらば大阪、また来ます。
そうそう、エコカードは余所からくると結構使い出があってよい。美術館も団体料金で入れたし。