怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

VOODOO DONUTS

昨日ご飯が余ったのでお昼はトマトリゾットに。妻がトマト嫌いなので珍しい。おいしかった。
早めに出発し、忘れ物取り扱い所を再訪するがないものはない。
下北沢でビビビとほん吉。ほん吉にまずまずのものがあったが、これからライブなので見送り。だったら行かなくていいんじゃないかと思うのが素人の浅はかさで、古本屋は身を置くことに意義があるのだ。
ついでに未訪問だった赤いドリルとなんか古本カフェみたいなところにも寄る。どちらも個性満載であるが僕は行かなくてもよさそうだ。
それから下北沢BasementBarへ。DJ中、Kさんと少し話。ディスカウントにしてくれていたらしい。お金が儲かってしょうがないバンドならともかくそうではないのでここはきちんとお金を払って入っておきたい。遅れてきた妻はディスカウントされたらしいので浮いた分中で使うよう言っておく。
コモリさんのDJは終わっていて、始まったのはクロダさんのDJ。ズボンズのモ・ファンキーをやっているのは前にも聞いたことがあるが、今日はピットくんが生でドラムを叩き、いってみればアツシとピットのダブルドラム。これがカッコよかった。僕の中でこの曲はストーンズのシンパシー・フォー・ザ・デビルにあたる。ストーンズからは悪魔が消え去って久しいけれど、今この瞬間に悪魔はここにいる、と思った。
ライブはsalsa、Genius PJ'sと続き、Genius PJ'sが今日も出色。やっぱり僕は好きかも知れない。そこからMCで壊れかけのテープレコーダーズに繋ぐわけだが、壊れかけのRadioはちょっとどうしたものか。
その壊れかけのテープレコーダーズ、前で聞いていたら音がひどかったので後ろに下がり、それでもまだひどかった。後半ようやく少し修正されたが演奏としてはあまり聞けなかったのが残念。調子自体は悪くなかったような気がするけど、それすらもはっきりわからない。
あとドン・マルティネスが割と面白かった。単純に楽しいバンド。ソコラノグループはちょっと消耗してきたので休憩しており、あまり聞けてない。僕は長丁場のイベントは疲れるので基本的には嫌いだしあまり行きたくないのが本音である。今日は飲み会という趣旨もあるのでどんどん飲むようにしたのも原因。まあ年齢が年齢なんで。ついでに言うと唐揚げやドーナツもおいしくて、なんかほんとどうなんだ、というイベント。面白い。
最後がDon Matsuo Group。ソロからの曲やジャムセッションになるのかと思ったらそういうわけでもなく、有名曲をみんなでセッションする感じ。チャリティフェスのフィナーレみたいな。ズボンズの極限まで突き詰めようとするカタルシスとはだいぶイメージが違い、ゆるいグルーブになる。僕としてはズボンズのほうが好みではあるけど、ストイックに音楽を作ってゆくのではなくそれぞれに個性の違う表現者がまとまることで何かが出来てしまうこの感じもまた一つのあり方なんだな、と感じた。
最後に壊れかけのテープレコーダーズのシングル「踊り場から、ずっと/羽があれば」を買って、Kさんに挨拶して帰宅。疲れたけど楽しかった。
京王ストアで珍しく半額弁当があったのもラッキーでした。