怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

壊れかけのテープレコーダーズ@花まみれ

クリスマスの雰囲気などないが夕方新宿へ。いつものアフリカ人がサンタの服を着ている。
慌ただしく用事を済ませてバーガーキングでワッパーなど。僕の前のおばさんがカウンターで長いこと悩んでおり、鷹揚な僕もさすがにちょっと焦れた。
下北沢へ。BASEMENTBARの中は小学校のころちり紙で作ったのとほぼ同じ花で飾りつけがされていて、華やかなような悲しいような。
最初が壊れかけのテープレコーダーズ。15歳のポケットでスタート。イントロの旋律が予感を引き出し、そしてガーンと楽器がなるあの瞬間にこの曲の半分くらいがかかっているし、壊れかけの曲はみなそうかもしれない。あのドキドキする感情はまさにロックンロールで、僕のような人間にさえ十代のころをほんの一瞬でも甦らせる。ライブを見てこれを感じ取れない奴はたとえ二十歳でも老人と変わらない。
今回は新曲でクリスマスソングを披露していたが、どのあたりがクリスマスなのかは実はよくわからなかった。たぶん聞くのが二度目くらいの「go to」もまだ僕は感じ取れてなくて、それは例えば「聖者の行進」を当初は全然感じ取れてなかったのと同じことだろうから、あとで不明を恥じるのが楽しみだ。
次がkETTLES。この編成はどうしてもRED SNEAKERSと比べてしまうし、僕はもう圧倒的にRED SNEAKERSのほうが好きだ。比べられたいわけではないと思うのでそこは申し訳ないけど。だからというわけではないが、なぜか極度の疲労感に襲われてほとんど休憩してしまった。まあ体力不足ですよね。
最後がホストのつしまみれ。数年前に2nd LINEでズボンズとの対バンを見て以来で、あの時はズボンズと真っ向勝負のハードでパンクなライブだった。今回は和気あいあいな雰囲気の中でのライブで、まなじりも下がっている。が、演奏はやはりガレージで真剣勝負。壊れかけの「broken world」をやっていて、じっくりとタメの入ったオリジナル版とは違う、早回しのようなバージョンだった。ほかにつしまみれ向きの曲もありそうなものだが、自分たちが気に入った曲をやるんだという意気込みの表れだろう。
壊れかけのワンマンのチケットを買って帰宅。
そういえば遊佐さんがミスした時の小森さんの目がいつも冷たいのであとでいじめられてないか心配。まあ小森さんはじめメンバーが真剣勝負で音楽に向かい合うからこそ壊れかけの音楽が成立しているからなのだけど。
泣きながら年賀状を半分作成。残りは明日。