怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

SILENT BIG SOUND@秋葉原クラブグッドマン

毎度のことだが起こされる。ゆっくり寝かせてほしいのだが。
昼から都現代に行くつもりだったが、どうせならトーキョーワンダーウォール入選作品展が始まってからのほうがいいかと思い直して取り止めに。
それにしても暑くて、風邪の余韻もあって何をする気力もない。なんとかヒーターの収納と扇風機の組み立てだけ。
妻をせかして夕方からクリーニング出しに。毎度のことだが例の態度がすこぶる悪い店員に腹が立って仕方がない。
電車に乗るとなぜか満員。なにかイベントでもあったのだろうか。迷惑だな。
秋葉原に到着。吉野家で牛丼。もう少しマシなものを食べればいいのだが、下調べも何もないし牛丼を食べる程度の時間しか計算してないから仕方ない。
グッドマンはほどほどの客入りで、いい感じで見られそう。マンゴーカルピスミルクを飲んでみたが、調合が完璧で非常においしい。今度から毎回これにしようかな。
最初はテニスコーツ。Bステージを開けず長椅子のままにして腰かけつつライブ。テニスコーツを見ると僕はいつもストーンズを思い出す。広い広いドームの真ん中に作られた小さなBステージで演奏しているストーンズに、アリーナはもちろんスタンドの端の客までぎゅっと集中して圧縮するような視線が集まる。まばたきもしないような、濃厚で密な空間。スケールは違うけれども、あれと同じような現象がテニスコーツには起こる。ささやくような歌声と地味なギターに惹きつけられる。1時間ほどだがあっという間の演奏。後半は壊れかけの44Oさん小森さん遊佐さんも参加してのセッション。なかなかいいものだった。前からテニスコーツ後ろから小森さんのギターという体験はなかなか新鮮だった。
植野さんは今日やけにさやさんに絡んでいたけどなにかあったかな。
後攻は壊れかけのテープレコーダーズ。遊佐さんがメインボーカルを取る新曲からスタートで、この曲に限らず小森さんは壊れかけの新しい展開を考えているようだ。そのことは1stから3曲もやったことからも感じられる。それは決して懐古的な意味ではなく、新しくスタートするその意気込みをかつての自分と重ね合わせているのだろうと僕は思った。
今日は演奏という点ではベストではなかったかと思うが、テニスコーツに心を奪われてしまえば無理もない。僕も正直なところ切り替えは難しかった。この2マンはとてもいい企画なのだけど、その点ではなかなか厳しい企画でもある。
終演後に当然新しいライブCDRを購入。遊佐さんに「遊佐ZINE完成させてください」とお願いしたけど、ぷ列車をかけているわけでもなんでもなく、単に楽しみだからで、時期はもういつでもいいです。出来上がるなら。
帰り道にマンゴーカルピスミルクをもう1杯飲むのを忘れていたことに気づいた。まあいいか。