怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

うみのて×壊れかけのテープレコーダーズ

19時半開演なので余裕だなと思いつつすき家で牛丼を食べる。なにかもそもそと呟き続けているおばさんの隣で。
Motionに入ったはいいが、例の500円割引証明を忘れてしまう。昼までは覚えてたのになあ。仕事が忙しいのも原因だろうけど、最近なにかと忘れがち。痛いっちゃ痛いが、この500円を企画者の壊れかけへの寄付だと思えばそう痛くもない。そもそもうみのてと壊れかけのツーマンなんて、感謝してもしきれないくらいのありがたさじゃないか。
当然ながらほぼ満員。
最初はうみのてから。もうすぐ活動を停止してしまうことが信じられないくらい脂の乗り切った演奏で、聞いてるとうれしいと同時にやりきれない気持ちになってしまう。まあステージの5人にそんな雰囲気はまるでないんだけど。BabyBlueで小森さんが高野さんに代わってギターを弾くという場面もあって、こういうときの小森さんは見るからにうれしそうだ。
後攻は壊れかけのテープレコーダーズ。壊れかけはロングセットがいい、しかしライバルと黙してるバンドとの競演もすごくいい。これが僕の持論。
なので今日の壊れかけが悪いはずがなかった。小森さんの熱気がいつもの何倍もあるようで、それはステージでの動きとかそういうところに出るではなく、あえて言うならば表情なんだろう。語弊はあるが、壊れかけの良さは小森さんの鬼気迫る顔にある。
アンコールでは笹口さんとニール・ヤングの「Hey Hey My My」を演るというちょっと不思議な選曲もあったりでクロージング。
壊れかけのワンマンを見れなくなることももちろん残念だけど、こうしたツーマンを見れなくなることも残念だ。