怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

ズボンズツアーファイナル

仕事を終えて下北沢へ。本来は渋谷へ行くはずだったのだが、ズボンズSuiseiNoboAzだけでなく壊れかけのテープレコーダーズまで出るとなるとさすがに気持ちが揺らいでしまった。
少し早めに着いたのでディスクユニオンへ。水色のカード2点で30%オフってそんな都合よく見つかるわけがないだろ、と思っていたらSpiritualizedSweet Heart Sweet Light」が1200円で。さらにfennesz「Endless Summer デラックスエディション」が1500円とあっけなく見つかったのでお買い上げ。
急いで下北沢Basement Barへ。ズボンズのライブ情報でよく見かけた名前で、そこに行けるのは少しうれしい。入口でビールかなにかを飲んでるコモリさんの横を通って中へ。
最初が壊れかけのテープレコーダーズ。もう何度も何度もライブを体験し、どんな時でも期待を裏切らないライブを見せてくれたのだが、どうも今日はいまひとつ。どこがどうとはわからないのだが、壊れかけらしくない演奏に終始し、最後まで調子は戻らず。珍しくギターの弦を引きちぎっていたコモリさんも同じ思いだったのだろうか。こればかりは聞く側の体調なんかによっても違ってくるのでどうとも言えないけど。
次がフロアでGENIUS P.J's。以前にネットで簡単に音を聞いてみた限りではそんなにいいとも思っていなかったのだが、これが予想に反してよかった。どれが優れているというわけでもないのだが、熱の入ったライブで楽しめた。マツオさんがゲスト参加してるのも道理だな、これは。
ここでマツオさんのDJを聞きながらカレー。辛いほうをお願いしたのだがそこまで辛口というわけではない。でもおいしかった。野菜の素揚げは先着ということだったけど、それがないとちょっと貧相ではないかと思ったが。
3番目がSuiseiNoboAz。名前は前々から聞いていたのでよい機会だった。3ピースを感じさせないのはおそらくドラムが素晴らしいから。ギターボーカルがステージから降りてる間もずっとメロディを感じられる。これは名前を聞くはずだ。
最後がもちろんズボンズ。定番曲の中に織り交ぜて今回作ったEP「COWBOYTRUMPS」から演奏しており、これがまたよい。ボ・ディドリーとゼムの名前をあげてたけど実際のところストーンズパティ・スミスのカバーだよね。思った以上に長いライブになり、終わったのが11時。夜に弱い僕としては結構つらい時間だけど、でもいいライブ、いいイベントだった。そりゃ人も多いわな。
最後Kさんに挨拶して帰り道を急ぐ。妻がケンタッキーを食べたいと言いだすが店が閉まっているので結局弁当に。
そういえば下山のマヒトくんが来てたけど、大阪でよく見かけていた人を東京で見かけるのは不思議な気分だ。