怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

午前中洗濯とか。お昼ごはんを食べて、京都へ。途中仕事をちょこっとするために高槻で途中下車。無料バスが終わってしまうらしい。
とりあえず何必館にて渡辺兼人展。忍冬2008のほうはある程度風景の美しさを捉えている感はあるものの、帰還2009に至ってはほんとうになんでもない風景の断片。すべての作品に共通するのは、そこに人影どころか動物の姿もないこと。生き物の姿を消し、モノクロで撮られたなんの変哲もない写真には、見られる存在がない。見る存在もない。写真となって展示されてはいるが、観賞する存在もないように思える。なんでもない風景でありながら、それはどこか異界のものであるように思える。正直言って1000円は高いと思いながら入ったのだが、これは拾いものなのかもしれないと人の気配のない展示室で思いなおした。それでも数人の客の姿を見かけたから、物好きな人はいるものだ。
三条まで祇園界隈を歩く。この辺はあまり歩いたことがない。いかにも観光客向けに取り繕われた街並みとそれを見に来た人々。さっきまでの静謐さと浮遊感との落差にくらくらする。
三条のブックオフではよさそうな本を見つけたが、これからライブでは買いようがない。まあどうしてもってものでもないし。
Art Rock No.1へ。ROVO西部講堂」1200円、piu mosso!「なかみ」500円。ほかに買いたいものはあれど、今月は使いすぎなので自重。とかいいながら、無名のインディーズノイズバンドのCD-R作品を買ったりとかね。でも村松店長が置いてるんだから、ある程度の水準には達してるはずと信用してるけど。店長、僕のことは微妙に覚えてないようだ。まあそのほうが気が楽だ。
MEDIA SHOPにてペーパーをいただく。その後大戸屋で牡蠣のせいろ蒸しご飯。おいしいけど高い。量少ないし。
で、アバンギルドへ。場所は大体わかってるつもりだったが、看板が全然目立たないので迷う。
入ってすぐビールを飲むが、予想外の中瓶。これなら座って飲みながら聴きたい・・・と思ったが、harp on mouth sextetを座って見るわけにもいかんしな。ということで、飲みかけのビール瓶を片隅に置いてふらふらと踊りながら楽しんだ。木野祭のような解放感はないけれど、でも十分楽しかった。50分余りがあっという間。もっとやってほしかった。CD買いました。特典CDR付と書いていながら品切れなのはどうかとおもったけど、まあ買うつもりだったしね。
メインアクトの巨人ゆえにデカイですが、前回何かをつかみかけたところで終わったので今回は、と思ったのですが、つかめませんでした。酔いすぎたのもあるけど、ちょっと合わないみたいだ。CDRをいくつか売っていて、そっちのがライブよりいいかもとちらっと思ったけど、まあ。
帰り、2Fで女の子が楽しそうだったけど何だったんだろう。ああいうのを見るとなんかさみしくなる。ともかく、今日のUrBANGUILDで関西の行きたいけど行ってないライブハウスはもうだいぶ制覇できたかな。
家に着いたら12時でした。