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今日も京都、「いつまでも世界は…」。こうしたサーキット型のイベントはせわしなくて全く好きではないけど、いいバンドがいくつも見れるだけでなく、東京からあれこれ来てくれてるなら行くしかない。といっても、お目当てのバンドだけ見るのもつまらないから、初見もいくつか混ぜるのが僕のやり方。そういうことしてると休みがなくなるけど、まあそこは無理せずなんとかするとして。
というわけでまず堀川サタデーズというバンドを見てみる。ちらっと見て出たのだが、無料ゾーンなのでドリンク代は必要で、そこがこのイベントの欠点。無料で店使わせて、そりゃ飲食費くらいなかったらやってけないのは当然だけど、そうなると軽々しく無料ゾーンをハシゴできないからそこでやってるアーティストとしては集客が難しくなるわけで、つまり投げ銭にも物販にも知名度アップにも影響するというこの仕組みにはやはり問題があるんじゃないだろうか。チケット代上げて、無料ゾーンに一定のお金を回して、飲食は任意にしたほうがよくないか。まあチケット代払ってるくせにわざわざ無料ゾーンに行く人は少ないのかもしれないけど。
とりあえず丸亀製麺で腹ごしらえ。河原町の丸亀製麺は混んでて汚いから嫌いだ。
そしてお目当ての一発目、DEWEYでミチノヒ。ミチノヒの明るく爽やかなロックはこの季節にちょうどいい。よく来てくれたと感謝。
次はアバンギルドでsoratobiwo。なんとなく字面を見たことがあるというだけで来てみたが、悪くなかった。人気あるようだし、そりゃあるだろうな。
久しぶりのカフェアンデパンダンで久しぶりの安藤明子。最近はなかなかライブに行けてなかったので、見れただけでうれしい。カフェとして営業している片隅でのライブなので、かなり騒がしいのは残念だった。仕方ないんだけどね。それでも歌声に集中できるのはやっぱり安藤さんだから。
さらさ花遊小路で小棚木もみじ。ここも久しぶりに来たなあ。明るいキャラでぐいぐい引っ張る。これは人気出るわ。のっぺらのCDを買うともう1枚くれたのだが、どうしろと。まさか売るわけにはいかないし、あげる相手もいないし。ソロのCD-Rも欲しいっちゃ欲しいが、そんなに資金がないので保留。
早々に空腹になったのでまた丸亀製麺。おやつ感覚だ。
VOX hallでThis is Japan。さすがの集客。
音まかすという初めてのライブハウスではいからはくち。初めての会場に行くというのも、こういうイベントの醍醐味。やたら狭いうえに満員なので酸欠を起こしそう。結構人気なんだな。いやこれも字面だけで来たんだけど。で、実際よかったからさすが。
再びDEWEYで鈴木実貴子ズ。これも前々から気になってた。気になるだけのことはあり、この機会に見れてよかった。またいつか。
アバンギルドで太平洋不知火楽団。待ちに待った、待望の復活。再結成だとかは基本的に興味のない僕だけど、これに関しては割と否定的な気持ちはなく、いいバンドのライブとして見れる。尻上がりに調子が出て、僕は満足なんだけど、どうも太平洋不知火楽団を知らないひとも多そうな気が。そういうもんかな。うみのてもいつか近いうちに。
アバンギルドで吉田省念。いつも通りいいライブだが、こういう場よりはきちんとライブハウスで見たほうがいいかもしれない。
DEWEYで夜ハ短シ。字面どころかなんとなくバンド名に惹かれてだけど、まさにバンド名通りの音楽だった。これはまあまあ好きだな。
初めての会場2つ目、somenoで松本敏将。タバコジュースは一度だけ、かなり昔にバハマで見たことがある。バハマってだけでもうほんと昔だな。そろそろ終盤で大物が出てくる時間帯はどうしても割りを食うアーティストがいる。見てる方も気持ちが沈む。
またDEWEYでぽわん。今はメイビーモエのソロプロジェクトでサポートメンバーでのライブという形らしい。いろいろあるんだろうが、まあ強引に楽しいライブなので見る時はいつも楽しみだ。
最後に四条大橋西側とやらを見に行ったが、タイムテーブルがどうなったのか、別の人がやってたのでもうどうでもよくなり、帰宅。途中、ちゃんこぽんちーが路上でやってたが、別に連動してるわけではないよな。
もう少し見ようと思えば見れるけど、このくらいがちょうどいいのかな。今回はあまり遠くまで足を伸ばさず、すき間の時間も無理に詰めず、余裕ある感じで見て回れたかなと思う。このくらいで全然不満はないから、来年ももし行くならこのペースでいきたい。