怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

妻が仕事。なんとなくのんびり。
午後から松本俊夫を見に行く。今回のプログラムは松本が九州芸工大に赴任したあたりからのもので、近くに住んでた身としてはなかなか感じるところがある。当時は芸工大の建物を見に行くとか食堂に行ってみるとか思いもしなかった。やってみればよかったのだが、そういうことを考え始めると、なぜあのときこうしなかったのかということが次々と出てくる。思いもしなかったことならいいが、迷ったり一度は考えたりしたことだと後悔がある。後悔したところでどうにもならないけど。
作品は「シフト=断層」「フォーメーション=形成」「ウェーブ」「トラウマ」「OLD/NEW=気配」。感想としては昨日と大きく変わらない。当時
国立国際美術館を出て、そのまま梅田へ。蔦屋書店で岡上淑子作品集の現物を確認する。作品はもちろん上々だが、印刷はもう少し頑張れなかったかと思う。洋雑誌などを切り抜いたコラージュだから、大きいものではないだろうし、特別美麗な印刷でなくてもいい。ただ、5000円ならもう少しできなかったか、できないなら6000円でも、と思ってしまう。ついでに田中園子の写真展も見て行こうと思ったのだが、いっこうに見当たらない。店員も首をかしげるのみ。さすが蔦屋書店だ。
阪急メンズ館で靴ひもを見るが、なんとこれだけの品ぞろえなのに85センチは見当たらず、がっかり。80でも90でもなんとかなるはずだが、せっかくだからこだわりたいのに。結局諦めて阪急で京都へ。
京都芸術センターに寄る時間はないので、そのままバーガーキングへ。しかしこの暇そうで「・・・・」とした時間が流れるのはすごく好き。、を
アバンギルドへ。今日はゆうき、ゑでゐ鼓雨磨、Marker Starling、 Nicholas Krgovic。
ゆうきのとき、近くに座っていたバンドマン連中がおしゃべりを続けて喧しかったので席を立つがもちろん反省などせず延々とうるさかった。聴き始めたと思ったら鼻歌コーラスまで始まり、気が狂ってるのかなと思いました。バンドマンてほんと常識ない馬鹿が多いね。
ゑでゐさんはニコラスの長年のファンとかで、かなり緊張していたのと、ライブ自体が少なくなっているせいか、本調子ではなかったかと思う。それにしてもえでぃまぁこんは何やってるんだろう。レコーディングかなと思ってたけどそういう気配もないし。
マーカー・スターリングはピアノを弾きながらのソウルフルでデリケートな歌。見た目は睨みが効いてるが、なかなか好みでした。
ニコラス・ケルゴヴィッチはハスキーで細い声。
両人のサポートをしていたベースのジョー・カーヴェル人が、抑最少の音数と音量で支えていくスタイルで、これが本当に素晴らしかった。なんならこのベースが最大の聞きどころ。影の功労者と言ってもいい。
チケット代はそこそこするんだけど、ライブは良かったしお土産特典CDRも貰ったし、満足。京都なので帰りが大変だけど。地下鉄を乗り過ごしてしまったらもう終電だったし。まあでも見れるだけいいよ。そういうこと。
7.e.pのCD等がセールで割引になってて、もちろん一瞬は買う気になってたけど、諸事情でやめといた。使いすぎ。