怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

朝から張り切って国立国際美術館松本俊夫の整理券をもらいに行く。
その帰りにチケットを2つほど買って帰る。
妻とたまには外でランチということでバンブルビーへ。
タイミングよくテーブルに座れたし、わりと早く出てきた。妻はホタテと里芋とたけのこのカレー、僕はカキのビリヤニ。妻のルーを少し分けてもらって、お互いにメリットのある食べ方ができた。僕は満足なのだが、妻は好みが変わってきたとのことで、今後は来なくていいとのこと。残念だけど仕方ないか。スリランカカレーも好みに合わなくなってきたらしい。それはそれとして、店主は悪い人ではないんだけど、接客のうまくなさが目立つ。偉そうにしてるわけではないんだけど、客にごめんなさいを言わせてはいけない。
午後は第15回中之島映像劇場で松本俊夫。整理券を取った割には開場前どころか上映直前に到着し、整理券の意味ないなと思ったがそもそもガラガラだった。そんなもんか、お前らは。
オートノミー 自律性」「モナ・リザ」「フライ 飛ぶ」「青女」「コミュニティライフ」の5本。
今の時代からみると、映像とテクノロジーでまさに実験をしていると表現するしかない作品が並ぶ。実験はやってみるものだが、そこになんらかの感動はあるのかという疑問もある。そういう感想のなか、意外に面白かったのが「コミュニティライフ」。大都リッチランドというすでに倒産したたデベロッパーが、バブル前に三島近辺で開発した住宅地のコマーシャル映画なのだが、出てくるマンションの設計思想が興味深く、しかもなかなかカッコいい。豊かな面積と緑を背景にして、あるべき理想の集合住宅を追求しているし、これは実際見た目も生命体のような威容はマンションの枠組みを超えている。こういうものがもっと都市部に近いところで実現すると面白いのだが、難しいんだろうな。今どうなっているか探訪してみたいもの。
夕食を食べて夜はのんびり。