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仕事終えて久しぶりにささっと駅へ。
頑張ったがアバンギルドに着いたのは7時40分を過ぎていた。
ちょうどビルに入ろうとしたところで足の悪いかたと一緒になり、少しだけサポート。アバンギルドに来なれてないようだったので、この新バンドを見たくて重い腰を上げたのかもしれない。なんかいいね。はやる気持ちを抑えて対応できた自分もよくやった。てほどのことでもないけど。
幸いまだ開演前で、ハニーアップルジンジャーを注文する余裕もあり、わずかに空いていた壁際のベンチをゲット。ハニーアップルジンジャーを飲みながら開演を待つ。
今朝から眠かったが幸い電車で座れたので体調はちょっと良くなった。
今日のSea Cameが山本精一のバンドであるというのは言わずもがなで、ただあと二人、senoo rickyと西滝太が山本のバックバンドなのかといえばもちろん違う。この二人あってのSea Cameなのだということは、山本精一 & OSAKAや食いだおれの仮名でやったライブでもすでにはっきりしていた。二人の技量が大ベテランの大御所に及ばないとは思わないし、もしそうであったとしてもこのフレッシュで尖った演奏こそが僕の求めてるものだと思った。やってる曲はたとえば羅針盤の曲だけれども、それを初期羅針盤のメンバーが演奏したものより、この3人による若々しいバージョンこそが今鳴るべき音だと思う。ライブが中盤後半と進むにつれエネルギーは高まり、音の力は上がっていった。1時間半ほどのワンマン、京都まで来た甲斐があった。いずれは音源も作るだろうし、ぜひ聴きたい。
ところで、ベンチ席はおそらく壁の反響がひどかったようで聞くに耐えず、数曲で席を立ち結局フロアの後ろで立って聞いた。音はかなり良くなったので、立ち上がってよかった。
山本さん関連音源が物販に多数並んでたので、羅針盤のリハーサル盤を購入。Sea Cameの瑞々しさを語りながらそれか。だけど、これはこれでいいものでした。
まだ雨の止まぬなか、早足で駅へ。大阪はあがっていた。