怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

予定通り、朝早めにサクレクール寺院に出かける。abesseの駅を出て一瞬方向がわからなくなるものの、なんとか正しいルートに乗ることができた。スペインでは方向感覚が狂うことが多かったが、パリでは比較的うまくいっている。
ケーブルカーに乗って上り、寺院内外を見学。裏手の公園なども結構のんびりしていい感じ。広場には似顔絵かきがたくさんいるが、特にしつこくされることもなく、平和だ。
10時前になったので公園を下ってゆくと、黒人のミサンガ売りがたくさんいた。近寄ってきたので素早くかわすとそれまで。危ないことがわかっていればそれ以上のことはないようだ。
横手に入ってアル・サン・ピエール美術館に入る。ある程度見たことのある作家のものが多い。1000点と聞いていたのですごく時間がかかるのかと思っていたが、2時間余りで十分だった。ショップで図録とポスターを買う。過去の図録も買う気だったが、あまりに高いのと重さ制限にひっかかることが気になり、断念。
さて昼食をどうしようかと思ったが、まっとうなレストランで食べようと思い、調べていた に行くことにした。駅から遠いうえに列ができていてうへぇ、と思うがよい店の証拠でもあるので我慢して並んだ。しかし最悪だったのが、後から来た日本人2人と同席にされたことだ。関西人のおばちゃん2人。これはきつい。料理は安めでおいしいから満足だったし、ワインもおいしく飲めたものの、パリの気分ではない。
食べ終わって一旦ホテルに戻り、次にどうするか考えるとやはり買い物だろうという結論で、マドレーヌに行った。Duranceに入るつもりが間違えて同じプロバンスの美容品屋さんに入ってしまい、しかも店員のお姉さんがすごく親切だったので冷や汗だったがなんとか脱出し、Duranceでハンドクリームを購入。この店も店員のお姉さんがすごく美人だった。こちらも気をつけてふるまったせいもあるだろうが、丁寧な接客で気分が良かった。
続いてparaboot。予定通りラバーソウルを購入。ぼってりしたスタイルはともかく、やや幅広でゆるめな感じもあったが、まあいいでしょう。つたない英語に店員さんがあきれつつの接客は、まあしょうがないか。
一旦ホテルに戻ろうかと思ったが、時間の関係でそのままケ・ブランリー美術館に。疲れもあって集中力は途切れがち、しかも迷路のような展示方法に見逃しかけた展示物続出で大変だった。7時の閉館ぎりぎりまで鑑賞し、ショップで図録を購入。
RERに乗ろうと思ったら大雨で濡れながらの移動。ついてない。いろいろ時間をロスしつつsunsideに到着、MOUTIN REUNION QUARTETの演奏を聞く。荷物はクロークに預け(1ユーロとられた)、ビールを注文。ウェイトレスのショートパンツお姉さんが綺麗だった。演奏はオーソドックスなジャズで、いいソロもあっておおむね満足。途中ビールをひっくり返した以外は。荷物を勝手に引き取って(ちゃんと管理しろよ・・・)、ホテルに戻る。