怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

今日の予定はポンピドーだが11時の開館前をもてあますので、9時開館のオランジェリーに行くことにした。少し前に着いて列に並んでたら前の女性に声をかけられた。その人も美術館めぐりに来たらしい。旅先だと割と僕も気軽に話せる気がする。常設を見て、パウルクレーを見て、もう1回見て、最後にモネの睡蓮を堪能。クレーはいまひとつだったし、常設も貸出中が多かったが、意外にマリー・ローランサンが良かった。今まではイラストのように思い込んでいたが、どうしてどうして。モネの睡蓮も圧巻。印象派は好きじゃないとか言っても、まあ評価の高いものはさすがにいいもんです。
その後ポンピドー。特別展のルシアン・フロイド展はさほど気に入らず、ただ の写真が良かった。コレクションでは現代のに良いものが多かった。草間彌生とかHannah Wilkeとか。展示のひとつに寝たり座ったりしてください、って趣旨のものがあって、掲示をよく読んで確認して、監視員のお兄さん(かっこいい)に近寄って「座っていい?」と聞いたら、来た来た!待ってました!!みたいな感じでYes!と言われた。うれしくなって寝てたら、人がたかってきて順番待ちの騒ぎに。帰りにお兄さんに挨拶したら会心の笑顔だった。
途中、腹減ったので昨日と同じ店に。途中にいくつか店もあったけど、なんか敷居が高かったり・・・。ウェイターがまた来たのか、みたいなうんざりした顔。お呼びでないようです。食事はおいしかったが、やっぱり別の店に飛び込むべきだったかと思った。
ポスターを2枚購入。
レ・アールのショッピングセンターに寄ってみたが、疲れているのであまり成果はあがらず。
夜はパレ・ド・トーキョー。展示はあまり面白くなく。ショップも特に成果はなかったが、帰りに見たエッフェル塔のライトアップがきれいだった。
夕食は近くのケバブ屋でadanaのサンドウィッチ。ぷんぷん匂うのを持ってホテルに戻ったら、日本人のカップルがいて「空港が閉鎖されて飛行機が飛ばないので戻ってきた」とのこと。僕の帰る便は明後日だが、それもあやしいようだ。いろいろ考えなければ。