怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

モノノケな夕べ

ソウル・フラワー・モノノケ・サミットのライブ。
夕方6時過ぎに出かけるがまるっきりの昼。これからライブという感じは全然しない。シャングリラは初めてのライブハウス。外観は結構こぎれいで、あまりソウルフラワーっぽくないな、と思って中に入ると、内装がすごい。
中央でミラーボールがきらきらくるくるしているうえに、その両脇にはシャンデリア。ステージには赤いカーテンが下がりライトがあたっている。どうみてもデビッド・リンチの世界。ディーン・ストックウェルが出てきて唄いだしそうだ。そして流れるケロヨン音頭。いや、この雰囲気だけでかなりすごいです。
まずは桃梨。前回、京都で見たときよりステージングがこなれていて、安心して見れる感じ。サポートの大熊亘さんのクラリネットもつやつやとしてよく効いている。
そしてモノノケ。「三つで五百円」の曲にのってあらわれ演奏開始。曲目はデラシネ・チンドン収録のものや定番曲が中心で目新しさはないものの、今日は伊丹英子うつみようこ大熊亘・仲村奈月・樋野展子も参加のオールスターキャスト。女性陣は全員着物姿で華やか。そりゃ盛り上がります。ちょうど真ん中あたりで聞いていたのだけれども、ラッパ節やインターナショナルでの反応がすごくいい。美しき天然で始まりさよなら港で終わる予定調和のライブではあるけれども、中川がリラックスしながらも気合の入った演奏をし、適度にうるさいおっさんが中川に話しかけてそれをうまくかわしたりする雰囲気も非常に良い。
9時半前に終演、満足なライブでした。京都にも行きたくなってきた。