怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

目覚ましで起床。いつもの調子で少し布団に留まり、二度寝しそうになったところでスヌーズ。ピシャっと起きて片付けや荷造りをする。少し身体を動かしたところで1階に降り、朝食という名の弁当を食べる。今朝は客が多いのか皆一斉に出てきたのか、やたら客が多い。賑やかだ。カップルもいるがツインもあるのかな。知らんけど。

弁当は毎日違うとはいえ、作ってるのは同じとこだから4度目はさすがに飽き飽きする。安いから文句はないけど。

部屋に戻り、支度をしてるとあっという間に時間。快適なスーパーホテルを後にする。やっぱり個室のホテルは快適だわ。

荷物は多いし大雨だし、難渋しながら駅に着き、東京駅でコインロッカーに荷物を入れる。外国人がいないせいか、コインロッカーは余裕で空いてる。

大手町駅に向かってるところ、ふと気がつくとメトロの24時間券がない。コインロッカーに荷物を入れるとき、仮置きしたのが運の尽きで、あそこで無くしたに違いない。

急いで戻ったが見当たらない。というか、仮置きしたロッカーは使用中になってる。盗まれたのかそれとも。一縷の望みで駅長室に相談に行ったが、要はあきらめるしかなさそう。まあそうなんだけど。しかしよくよく見れば床に裏返しで落ちていた。慌ててたから見落としていた。駅員さんには迷惑かけてしまったが、一安心。

予定よりだいぶ遅れたが半蔵門線清澄白河へ向かう。あとで考えたら、遠い半蔵門線より近くの東西線で行っても良かった気がする。

清澄白河を降りるとさらに大雨だが、どうしようもないから歩いて東京都現代美術館へ向かう。かなり濡れた。

予定より遅れて「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展へ。列はないが入場待ちの看板の用意はあるから、けっこう人気なんだろう。

というわけで中に入ったけど、なんかなあ。

アーティストの妄念を形にするだけがアートではないけれど、エコロジーとかは全然嫌いではないし自分なりに実践してたりはするけれど、でもこれアートなんですか。アートなんだろうけど、うーん。よく調べずに来た俺が悪いという結論に。

三越百貨店へ。「梅津庸一キュレーション展 フル・フロンタル 裸のサーキュレイター」という、百貨店には似つかわしくない現代美術展。これがもう、キャプションが作品かってくらいに気合が入っている。素晴らしい。大絶賛である。見逃さなくてよかった。これこそがキュレーターの真骨頂というもの。会場に梅津さんもいらっしゃったが、遠くから見るだけにしておいた。

ワタリウム青木陵子伊藤存「変化する自由分子のWORKSHOP」。これもよかった。何度かの共作を経ての本展、息がぴったりでアートユニットの域に達している。二人の作る世界に存分に浸る。メタモルフォーセスという展示内ショップというかショップが展示の一部というか、そこでおみくじ引いて宇加治志帆さんのトートバッグを購入。いや満足満足。

心残りだったMEMで三島喜美代、CAPSULEで青柳龍太「懐かしい骨董市」。アーティストの前は骨董屋というから完全に本職で、本当に骨董でした。

また岡むら屋。今度は新宿。

真昼の月、夜の太陽へ。魚住英里奈さんには間に合い、存分に魚住さんの歌にひれ伏した。そういう感じですよ。魚住さんの物販買うとき、僕のTシャツをじっと見てくれたのがうれしかった。なんか言えばよかったなあ。

帰り、愛本店の勝手口で写真撮影。これがなかなか難しく、あんなスナップ風に撮ってるけどいろいろ裏があるんだなと思った。

コインロッカーで荷物を出し、お土産を買ってビールを買って新幹線。お疲れ様。やっぱ毎度駆け足だわ。疲れた。