怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

眠りは浅かったが夜行バスよりずっとマシだった。
朝の南港から始発で帰宅。
少し早めに出社し、休み中に溜まった仕事を片付ける。
仕事後、西成の難波屋へ。いつか行きたいと思っていたがようやく機会を得た。西成といっても今はそんなに危ないことはなく、安心して歩ける。それがいいことなのかどうかはわからない。難波屋だって、昔はずいぶん違ったんだろう。気負いを隠してガラス戸を開けて隙間に潜り込み、忙しい店員さんに無理矢理注文をする。まあ安い。とり天と麻婆豆腐とビールがたった650円だ。お客さんのなかには「ライブ?」と声をかけられ案内される人もいて、彼我の違いは何ぞや。頃合いにライブが始まるようなので奥に移動する。
最初が影野若葉さん、ギターに指が触れた途端に出る音が素晴らしい。難波屋のPAがよく合っているのはもちろん、影野さんが上手くなったのが最大の要因だろう。気持ちいいギターの音。今日はとにかくギターに耳を傾けた。
続いておちょこという東京からの弾き語り。ここで地道にやったら西成のおっちゃんから爆発的に支持されそうな気がする。
最後が企画のよりえと赤子。弾き語りと舞踏のユニットで、なかなかいいぞと見ていたのだが、よせばいいのに追加で焼きそばとウーロンハイを頼んでしまい、濃いウーロンハイに撃沈。残念なことをしたが、飲もう飲みたい飲むべきだとその気持ちに素直になった結果なのでこれはこれでいい。
酔っぱらいだから影野さんに無茶振りしてしまったが、こういうとこで調子いいんだよな、僕は。思ったまま言えばいいってもんじゃない。
いい気持ちで帰宅、そして寝る。