怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

今日は今日とて難波ベアーズで児玉真吏奈ワンマン。
児玉さんはこれで4度目になるのだが、最初のネガポジは別として、2度目のベアーズや3度目のシェルーブルではお客さんが詰めかけてたわけではない。P-VINEからアルバムが出て認知度が格段に上がったとはいえ、どのくらい埋まるのかと思ったらなんのなんのでかなりの客入り。どこから湧いてきたんだ。まあ僕も機会があればくらいの人間だから、そういうのが集まればこうなるのか。
ライブはいつもの児玉さんワールド全開。途中で見せたジブリカバーなどは編曲構成の巧みさを見せつけるし、キーボードの音色はあくまでも透明で、児玉さんのルックスとマッチしている。しかし悪戯っぽく微笑みながら次々に繰り出してくる楽曲は、児玉さんの素顔を全く窺わせない。あくまでもステージでの仮の姿としてさまざまなことを試してみる様子は、アーティストというよりはトリックスターとして児玉さんが存在するのだと思わせる。僕は児玉さんについてはこの立ち位置の特異さが重要なのではないかとずっと考えているんだけど、どうなんでしょうか。
ライブにはもう大満足なんだけど、ただつまらないガヤを飛ばし続ける客とか、取り巻き然としている数人の客とかには、もう少し自制というか客観視とかを求めたいところ。無理なんだろうから、僕が我慢するかライブ行かないかしかないんだけど。