怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

青山あたりをぐるぐる

今日は夕方からヤン富田さんでその前に美術館という算段だったのだが、急遽Buffalo Daughterのフリーライブが決まったのでヤン富田の時間を夕方の部から昼下がりの部に変更してもらった。電話を受けたビームスのひとがすわキャンセルかと不安そうな声だったので申し訳なかったがこちらはほっとした。
お昼を食べて原宿へ。といっても微妙に不便なところ。しかも場所が分かりにくくてまごつく。カジュアル店の上と覚えればいいのだなとわかったが、二度目で覚えていなかった自分もどうかしてる。
今日は第2回ビート禅「日本その声と人々」というタイトルだが、内容は前に行ったものと大きくは違わない。レコードを使いつつ機材から出る音を魔術師のように操り、着地させる。ライブというのはどれもその場限りのものだが、ヤン富田さんの演奏会には特にそれを強く感じる。ヤン富田さんは音を操るだけでなく空気を操ってその場に独特の雰囲気が生まれ、そして終わると煙のように消えてゆく様子はほんとうに得難いもの。
終わって北青山方面へ。このあたりは一度も歩いたことがなかった。老舗らしい日本茶のお店が廃業したようで物寂しい。
竹浪音羽「ホップステップジャンプ」展を再訪。午後の光が射し込んでいて印象も少し変わって見える。土曜のせいかお客さんも多いしバッジもだいぶ売れたようだ。記念にと買って帰る人が多いそうで、僕もまたひとつ。今度のは後ろにピンがついてないので壁に貼るにはちょうどいい。
竹浪さんもBuffalo Daughterが好きだそうで、フリーライブの詳細を教える。
その竹浪さん推薦の早川世詩男「春の証拠」展。春らしいきれいな色づかいのイラストで、僕にはちょっと気恥ずかしい。大判の絵を飾るよりも本の形で見るのに向きそうだ。
少し時間があるので青山の団地などを散策。40年か50年ほど前のものだろうか。通り抜けて行った子供が「ここ、ひと住んでるの?」と言うくらい古いが、こういうのは好きだなあ。緑も多く、人間らしい暮らしが出来そうだ。
表参道COMMUNE246へ。お洒落な屋台村といったところか。17時半からと聞いていたが18時ちょうどにライブスタート。今日もムーグ山本さんは欠席で、もはやそういう存在なのかも。ライブは時間が短すぎて気持ちが乗る前に終わってしまったけど、まあそれはそれで。竹浪さんは結局来られなかったようだけど、まあ自分の個展を放り出すわけにはいかないから仕方ないね。時間のこともあって、来れないほうがよかったかもしれないし。
急いで帰宅。