怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

ヤン富田:パフォーミング・アーツ・ACID TEST VOL.4

お昼は焼きそば。妻が玉ねぎを買ってきてくれたが、その日に買うならもやしでもよかったのではと言うと怒られた。無駄なことは言わないほうがいい。
出かけて電車に乗ってから財布にお金が入ってないことに気づいた。仕方なく帰宅。予定より30分遅れになってしまい、諸々と支障が出る。
原宿で降り、初めて竹下通りというところを通り抜けるが、時間がないので何を見てる暇もない。しかしこんなところに東郷神社というところがあり、それなりの杜があるのは東京らしい風景。
ビームスに着いて、入り口でまごまごしてから入ってゆくと、どうやら皆さん開場前に来ているらしく、僕が入ったころはすでに席が最後部しか残っていない状況。まあ開場時間はあっても開演時間の表記がなかったので、開場時間に来るのが当たり前だったのだろう。僕だってそうするつもりだったけどさ。
しばらくしてヤン富田さんの演奏スタート。主にラジオ・ミュージックを演奏するイベントだったので、本日この時間のラジオがMIXされているわけだけど、なにをどうやっているものやら、ライブとは思えないくらいすぐれた音楽になっている。なんでも今日は雷のせいもあって受信できる放送局が減っていたんだそうだけど、それは残念なことだったのかどうかはわからない。もしかしたら幸運かもしれないし。
大量の機材は終演後写真を撮らせていただいたけど、それが撮りたくなる鮮やかさなのはヤン富田さんがそうしたデザインにも気を配っているからのようで、今日はケースの説明もしていた。
有名な人だけれども、以前は僕の中では昔の大御所的なポジションのように思っていたけど、実際聞いてみると今トップランナーとして走ってる大御所なんだということが強く印象に残った。
昨日今日と4度の公演の3度目だからか、音響もバッチリで、いい空間だったと思う。やはり行ってよかったし、また行きたいものだ。
スパイラルまで足を伸ばし、京都造形大の卒展。スパイラルに合いそうな作品をチョイスしたせいだろうか、学生さんらの作品にはあまり印象に残るものはなかった。名和晃平さんや八木良太さんの作品もお二人のなかでは最もスパイラル的なものだったので、あまりしっくりこない。ていうか、僕はスパイラルの文句ばかり言ってるな。
ただその中で宮永愛子さんだけはいつもの宮永愛子さんで、ぽつんと置かれた本のなかの鍵が救いでした。
神宮球場に妻に会いに行こうかと思ったが、面倒になり呼び出さず。17時前だったのでパッションの皆さんがお出迎えから引き上げるところで、代わりにトルクーヤが出てきてたけど、これ人気あるのか。
新宿で世界堂へ。まあなんとか品定めしたけど、やはり現物を持ってくるしかないだろうか。
オリジンで幕の内弁当。少ないかなと思ったらやっぱり少なくて、夜空腹に悩まされる。