怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

バースデー

午前中は買い物に。お昼は昨日買っておいた弁当。
食べ終わって新宿へ。タワーレコードでワゴンセールから6枚を救出。ケバブジョンソン「ホット・パーク」gustave coquiot「Pony Blows」Efterklang「Magic Chairs」Tape Loop Orchestra「The Word On My Lips is Your Name」Rene Margraff「Phasen」Caught In The Wake Forever「False Haven」290円のセール品ばかり買うケチ臭い客で申し訳ない。セール品にはポイントがつかないがポイントは使えるようで、サジェストしてくれた店員さんありがとう。
ディスクユニオンで先日の品物を返品。担当の店員がCDを取り出していたから、傷の具合などを機械で点検できるようになっているのかもしれない。たしかに買取時に全部再生確認するわけにはいかないし目視ではおぼつかないから、それなりのシステムは構築されていてもおかしくない。なんにせよすんなり返金となったが、本当は代替品があればそれに越したことはなかった。
トーキョーワンダーサイト本郷でラザフォード・チャン「We Buy White Albums」。中古レコード屋よろしく、レコードが棚に並べられ壁面に飾られている展示室だがレコードは全部ホワイトアルバム。真っ白なジャケットだが、落書きがあったりひどく汚れていたりで、どれもが違ったホワイトアルバム。そのジャケットを探りながら耳で聞いているのはこれまたホワイトアルバム。なのだが、、40年間の歪みや傷のために少しづつズレが出ているものを100枚重ねて再生しているので、ビートルズをノイズにリミックスしたように聞こえる。ホワイトアルバムでこそのアイディアで、なかなかの作品でした。
2Fではすもうアローンという企画。おじさんが野糞の話を延々としていた。
アーツ千代田に移動し、「3331 千代田芸術祭 スカラシップ受賞者展 VOL.5」。今回なんといっても目を惹いたのが冠木佐和子。絶妙の動きとシンクロする音のセンスはずば抜けていた。3作品の上映だったけれども、ショップで5作品入りのDVDを売っていたので購入。素晴らしかった。
増田ぴろよは公募展では印象に残っていないが、こうして広いスペースで独自の世界を作っているのを見るとひと癖もふた癖もあって、さらに余韻と隙間のあるタイトルが見事。見せ方を心得た知能犯なアーティスト。シブカル杯とは違うアプローチなのもよかった。
椋本真理子は極端に単純化された彫刻が逆に異様なリアルさを持って迫ってくる。
竹浪さんは残念だったが、最終日に間に合ってよかった。
急ぎ足で駅まで歩き、千歳烏山のラ・ヴィエイユ・フランスでケーキ3点。
夕食は本来僕が作るべきだが妻がドライカレーを作ってくれた。誕生日に申し訳ない。
ケーキは喜んでくれたが、3点ならもっと違った組み合わせがよかったかもしれない。
というか、そんなことより妻は洗濯物の件ですごい剣幕だったが、僕に言われても困る。