怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

CHRISTIAN DADA×Vampillia

朝は目ざましをかけずにぐっすり。7時半に目が覚めたのでさほど長く寝たわけではないのだが、なにか気忙しさのない安らかさだ。
のんびりと支度をし、片づけなどもして10時すぎに妻と出かけ渋谷まで。渋谷で別れてヒカリエに到着。9Fに上がってみると人がたまっているが雰囲気は柔らかで、身なりにさほど気を使っていないような人もいてほっとする。小奇麗なスーツにBARBAのネクタイをしてそれなりには見えるようにしてきたので、これなら浮いてはいないだろう。
係員に「一般です」と告げるのにも緊張したりしながら中へ。ホールはかなり広く客席の遥か彼方にバンドセットが見える。暗いのでいわゆるランウェイはどうなっているのかわからない。
ほどなく始まったCHRISTIAN DADAのショウ。十数名のChorからVampilliaの演奏は始まり、それに合わせてモデルが左手から出てきて右手でターンする。ランウェイを挟んで左に客席右にバンドという配置だが、バンドと客の間は10メートル以上ありちょっと異様な距離感になっている。この距離感がなかなか曲者で、BGMとしての機能を強調しながらも仰ぎ見るような隔絶した存在感もあって非常にいい。CHRISTIAN DADAの衣装は僕の位置からはあまりよくは見えないが、美しさと個性を併せもっているように見てとれた。Chor入りのVampilliaなんて初めて見たが、合うね、これ。そう何度も出来ないとは思うが、また見れるものならもう一度見たい。ショウはあっという間に終わり名残惜しいのだが退場。ほんの20分もなかったと思うが、しかしそのためにわざわざ時間を作った甲斐があった。満足。CD-Rも頒布されており、大変ありがたい。コーヒーを頂いてから外へ。8Fのギャラリーをのぞいた後出社。
夕方、まっすぐ帰宅。
夜整理などしたのちVampilliaのCD-Rを聞き、ユーチューブで今日のショウの映像を見る。こちらは衣装もはっきり見え、バンドのアップもあってこれはこれでよい。心の震えをその日のうちに再体験できてよかった。