怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

豊川座敷の雨敷が初めて東京でライブをした

久しぶりに外でお昼。ということで歌舞伎茶屋に行ってみたが珍しく定食が売り切れだったので味粋へまわるとなんと昨年末で閉店したとの貼紙。板前さんも仲居さんも高齢だったから仕方ないのだが、安くておいしく落ち着ける店がなくなったのは残念。若い板前さんはよそへ行ったのだろうか。新しいオーナーが3月から店を始めるとのこと。店は貸すだけで特に継続性はないのだろうが、一度は来てみたい。
そんなわけで難民は香味亭へ。しかし今日は特に煙草臭くて閉口する。こんなことならマクドにでも行った方がマシだったな。
夕方高円寺へ。てんやでのんびり生ビールセットなど。店員さんの元締めらしき女性がキリキリ働いていて気持ちいい。
好きな古本屋アニマル洋子に寄るつもりだったがちょうど閉店時間で中に入れず。ということはつまり時間ぎりぎりというわけで本の背中など眺めている暇はないのだ。あわてて足を早めるが二万電圧に着いたころには開演時間を過ぎていてHOMMヨが始まっていた。
へえ、と思いながらなんとなく聞いていたのだが、終盤になってボーカルが女と気付いてしまい、そうなるとなんだか聞きかたも変わってしまって今までの音をすべて捨てるようなことに。名前は今までに何度も耳にしていたので、また聞く機会もあるだろう。
次が豊川座敷の雨敷。キララさんの存在が要になっているアレンジはかなり完成されていて破綻がなく、すごくいい。のだが。ライブとしてはなぜかアレンジ以上の何かを発揮できずもどかしさを感じる。昨年9月にベアーズで見たライブの素晴らしさに比べると正直なところ見劣りしたと思う。まあいい時も悪い時もあるのがライブだし、悪い時というほど悪くはなかったし。久しぶりに聞けた満足感の方が大きい。とはいえ松浦さんの力もあってか、昨年買った音源の出来がかなりのクオリティだったのでそっちでライブの不在を埋められるのがまたなんとも。ホームページをチェックしてくださいとからしくないMCをしてたが、3月23日?にまた来るのかな。どうも言い方がそれっぽいが、ぬか喜びはしたくないので記憶から消すことにする。
最後が被縛舎。乃田吊さんの人柄がよく出てるなあ、と思わせるライブ。いや別に知らないんだけど、僕と違って人徳のある気がするんですよ、音が。なので耳が離せないというのかずっと最後まで聴いてしまう。しばらくこのバンドでのライブはないそうで、ちょっともったいないな。
という楽しいイベントで、最後座敷くんに挨拶だけしたけど片手あげるのは強烈におっさんくさいので二度としてはいけないと思った。やった瞬間しまったと思ったもんな。