怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

奇妙礼太郎ソロ@下北沢コミューン

朝はいろいろ。お昼はインドネシア風かなにかの焼飯。あんまりおいしくない。
3時過ぎに渋谷へ。まず東急Bunkamuraの澁谷未来派宣言展。お目当ての林ナツミさんの作品は5点ほど。若い女性らしい、瑞々しい感性で撮られており、透明感のある色の配置がよい。衣装も相当考え抜いて選んでいるのだろう。あるいは衣装に合った場所を探しているのか。一番奥には原久路さんの作品。一見して思った通り、バルテュスの作品を写真にしたもののようだ。奇妙なポーズや無表情という表情、デルボーにも通じる幻想性などが相まってこれもよかった。ほかには菅亮平の作品もよかった。
渋谷ヒカリエへ移動しデヴィッド・リンチ展。水彩画やリトグラフなど。リンチ映画に見られる悪夢は以前sixで見た油彩よりも端的に表現されていると思う。こういう絵はリンチにしか書けないのでは。
こうしてギャラリーを見ていくと、どうしても横の数字が気になる。そしてシールも。へえ、この作品がこの数字、と思うし、あれあっちじゃなくてこっちが、とも思う。いい作品と部屋に飾りたい作品、長く見つめたい作品は違うとも思う。それは雑念だとも思うけれど、芸術の一面でもあると思った。
隣では極並佑・黒宮菜菜・三好彩展をやっていて、極並佑の作品に惹かれたが時代性が強いので見ていると飽きそうな気もしてくる。
Diesel Art GalleryでChristian Joy「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」展。店員さんにいろいろ説明してもらい、ありがとうございます。
タワレコでポイント加算。初恋の嵐のアルバムが再発されており、しばし眺める。ボーナスディスクはどんなのだろう。買いたいが3500円はさすがに躊躇う。
もう一度澁谷未来派宣言を見て下北沢へ。GARDENでパスカルズのチケットを購入。早くも27番になっていた。時間が中途半端でどこにも行けないまま歩いて新代田へ。香家で汁なし麻喇坦々麺。山椒系のスパイシーさは丁子を思わせ、坦々麺というよりはスパイス料理としてのカレーを食べているのに近い。味は良い。ただ、量が少なめなのと、麺のほぐれがわるくてダマになっているし全体にぬめがとれていないのはどうか。多分テボを使っているのだろうが、食感の悪いことこの上ない。
奇妙礼太郎ソロ。今回は開場間もなく入ったので席は良好。前回はビートルズカバーなどから鬱々とした入りからの盛り上がりでなかなかよかったが、今回は割と普通の流れ。普通といっても奇妙くんなので説得力が強烈で天王寺ガールとか名曲を名演で泣きそうになる。10時半すぎに終了。そうそう、壁際の席で前から2番目にいらっしゃった女性が僕好みの美しさでちらちら見てました。笑顔がよかったです。また見かけることができればいいけど。
帰宅して京王ストアで弁当を買い就寝。