怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

レインボーヒル2011

服部で降りて途中のマクドで食料を仕入れる。レインボーヒルマクドは全然似合わないので嫌なんだけど、今無料券をくれるので仕方なく。チキンナゲットを頼んだら3分かかると言われたのでキャンセル。
10分前くらいに服部緑地野外音楽堂に到着。ウェルカムセッションを聞きながら中に入る。争奪戦が激しいのは後ろの芝生エリアのようで、一人で来ている僕にはあまり関係なく4列目にベースキャンプを設置。
2番目というか1番目というかオープニングアクトというかは出演者名に載ってないjonomai。この辺のピースフルな雰囲気は非常に苦手です。続いて早くもジョンソンtsu。楽しいけど、遅い時間のほうがうれしいかな。入場者が続々の落ち着かない時間帯は誰がやっても難しいものだ。
ハンバートハンバート。前回、夕方のいい時間帯の出演で、会場右後ろでおいしいコーヒーを飲みながら見て、こういう感じのは苦手なはずなのになぜか気持ちよかった。今回真昼間でどうなん、と思ったが、これまた気持ちよかった。MCは結構ぶっちゃけだし、たまカバー連発とかうまいのかどうかわからないバイオリンのノイズ具合とかそこかしこに小さな毒があって、それが結構いいのかもしれない。2回見てどちらも気にいったら勘違いではないんだろう。
ムー(続々)は、サイケセッションバンドで、割といい感じ。500円のCD買いました。ふちがみとふなとは、もちろん満足。大きなところでも小さな会場でも自在に楽しませる技はすごい。「うしろまえ」で栗コーダーに笛吹いてほしかったけど断られたようなことを渕上さんが言っていたけど、多分渕上さんのほうがずっといいと思う。ここまでいいライブ連発でもう元が取れたくらいの満喫っぷり。
夕凪は、2年前より楽しく聴けたかな。セットチェンジのつなぎでみにまむすが二度目の登場。そんなに好きでもないけれど、まあつなぎだし。で終わって次に勝手に観光協会のはずが終わり際に停電に。昼だからあまりピンとこないが音が出ない。仕方なくみにまむすが予定外の演奏でつないでくれて、ほんとお疲れ様。こういうバンドを呼んでて良かった。それも限界に達したところで、東京から新幹線で来たばかりの曽我部恵一が、オオトリの予定を変更して登場。これが素晴らしかった。
1曲目から弦を4本切って5弦と6弦しか残らない熱演。いつもは出番前に取り替えるんだそうだ。生声アコースティックの曽我部恵一。それを野外で聴けるって、多分もう二度と無いんじゃないだろうか。感無量でした。停電ありがとう。ちなみに今日はベレー帽に黒い長Tというゲバラ風の服装でよく似合っていた。
勝手に観光協会のところで電気が一部復旧。小さい音ながらやってくれた。面白いけど、モッシュピットに人が集まる理由がわからない。栗コーダーカルテットは、やっぱりあまり好きになれないかな。ここで停電から復帰。
ビューティフルハミングバードも、まあそんなに。なにしろははの気まぐれが控えているからね。
そのははきま、今日も最高だった。ははきまのために来たようなものなんで。停電が続くとははきま無理なんじゃないかとそれだけが心配だったし。4人とも生き生きしていて、来てよかった。続いてムッシュかまやつは、まあ後ろでのんびりと思って下がったんだけど、それは間違いでした。ははきまの演奏がとにかくロックしていて、ムッシュも滅茶苦茶元気。去年より元気。すごくよかった。ムッシュが「キーなんだっけ?」松尾くん「Fです」のやりとりもニヤニヤしてしまう。トリにふさわしいステージだった。貫録とか大御所とかそういうことじゃなく、いい音楽を聴けた。
ここで全出演者終了だけどちょっと時間があるので、もちろん曽我部恵一ですよ。今度はエレキで。ラブシックをやって、最後青春狂騒曲は全員で。かわけんがドラムセットに入ってそれも見事。客で来ていた奇妙君もステージに上げて、最高の締めくくりだった。おそろしいくらい楽しかったよ。
次回のための反省点
・マーサのフードはなくなるのが早いかも。ピクルスが激旨。
・ビールは2本では少ないかも。
・クーラーバッグに入れておけば結構大丈夫。
あとは、とにかく行けば楽しいってこと。出演者名だけ見るとちょっとどうかと思っても、絶対楽しい。それがレインボーヒル