怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

なんとか体調も戻ってきた。
先日買った曽我部恵一バンドのセルフタイトルアルバムが素晴らしかった。特に「街の冬」と題された曲は、その源となった事件を考えないとしても、混濁する意識を表現するかのような歌詞と音が圧巻で、それがふっつり途切れる余韻もまた素晴らしい。正直なところ、サニーデイ解散後ローズレコードを設立してからの曽我部さんには、少々思うところもないではなかった。旺盛な表現意欲が根底にはあるとしても、やはりもっと時間をかけて作りこんでアルバムを発表してほしい、そういう一枚がほしい、という気持ちがあった。それでもライブを聞けば素晴らしいし、そう思えば最新アルバムを買って帰らずにはいられなかったし、そのアルバムを聴いて買ったことを後悔したこともないのだけど、それでも。しかしこのアルバムは入魂の曲が並んでいると感じられた。そういうアルバムこそ会場で買うべきだったのだろうと思うが、それは今言っても仕方ない。今度はバンドのライブに行こう。
夜はお茶を淹れて妻ともみじ饅頭。四種類あって残りは抹茶とクリームなのだが、正直なところあまり食べたくない。こしあんだけでいいと思う。
雑事をさまざま片づける。