怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

お昼、初めて行ったやす富。ブリ大根の弁当をいただく。まずボリュームがすごい。粗煮きとはいえ山盛り。ほかに煮物などもあり、量が多いうえに味もいい。味付けが濃いのが欠点だが、そういうのが好きな人にはお勧めできる。僕には、辛い。ほかに鳥の照り焼きなどもあったから、そっちならあるいは。
夕方、東洋陶磁美術館でルーシー・リー展。着いた瞬間から列ができていてげんなりする。
中に入っても人がわさわさいて、自分のペースで見るのに苦労する。ある程度じっとみて、後ろに下がって人を通して、とかね。見るのに専念したい。5時頃になるとかなりすいてきて、どうも夜間開館があまり知られてないらしい。そりゃポスターとかには書いてないしね。そのころに来れば良かった。作品は、独特の造形と色合いがてんこもりで、パステル調の美しい色合いやぶつぶつの力強さ、不安定な形状。伝統的な陶芸にはさほど興味のない僕だが、近代美術的な感性をキャンバスではなく粘土で表現したといってもいい作品群は好もしかった。大山崎山荘美術館からも数点の出品があり、あそこのコレクションとしては異色なのに複数所蔵している奥深さも興味深かった。これ、東洋陶磁じゃないしね。ここじゃなくて国立国際美術館でやっても全然違和感がない。同時に川崎毅の作品展もやっていて、これも異色。陶芸というより彫刻の色合いが強く、むしろなぜ粘土でコレをやろうと思ったのか、それが不思議だが僕は結構面白く感じた。
ショップではポスターなども売っていたが3000円はなあ。1500円のは見たら段ボールに印刷してあるという謎の仕様。図録はたぶん見ないし、一番いいのはクリアファイルだけど、これもなあ。で、手ぶらで出てきました。
一旦本町に戻ってパン買って帰宅。