怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

お昼は厚揚げの焼いた奴を生姜醤油で。おいしいです。
午後、国立国際美術館の無料観賞日なので行ってみる。いつもは午前中行くことが多いが、今日は珍しく夕方。結構人が多かった。といっても、観賞に支障が出るような人数ではなく、2時間弱のんびり見れた。O JUNの「曳航・積載」は、波の質感がいい感じ。O JUNは全然好きではないので、こういうらしくない作品のほうが気に入ってしまう。秋吉風人の「部屋」はたぶん2回目。前回は全然何も感じなかったが、夕方薄暗いがらんとした室内で部屋の中をぼんやりと見るともなく見つめているような雰囲気で、それが僕の最近の心情にぴったりきた。色は金色なのに心情は薄暗いのが面白い。本永定正の「作品」は、今回一番のヒット。何の変哲もない抽象画だけど、色のバランスも質感も、金属製の額もすべてがじわじわとくる。一回気に入ってしまうと目を離せない。もとは個人蔵だったそうだが、これを買った人の気持ちがわかる。いや、うらやましい。かわいらしい彫刻の八木一夫の「兎」や、森田子龍の「灼熱」も良かった。僕の好きな「愚徹」と似ていて、ほんと灼熱としか思えない。
無料日にはもう何度か行かせてもらっているので、もうそろそろ恩返しをしないといけない。太陽の塔のミニチュア、ほしいなあ。
終わったら中之島食堂で食事、と思ったら、閉まってる。またかよ。
結局膳や。またかよ。肉じゃがは別にうまくもなく、なんか別のパターンが欲しい。
6時半過ぎにムジカジャポニカに行くとほどほどに客が集まっていて、場所は2列目のいい位置をキープできた。ナイスだ。
最初がゑでぃまぁこん。6人編成でステージからこぼれそうなくらい。嘆きの亀

、かげろうとかとらとらいおんとか、名曲続々で、1時間うっとりしっぱなし。まどかさんの鈴の音とかが生音で静かに響いてくるのは小さい会場ならではで、これソールドアウトになるべきでしょ。前のワンマンでは3時間やったけど、起伏があんまりないので1時間くらいが一番いい。1時間を3回聴きたい。
ギューンから出した10インチアナログ、さんざん迷った末に買ってしまった。だって目の前で2枚売れたんだもん。あと、「かおがある」も。
バーボンの水割りを飲みつつ、ふちがみとふなと。今年出す予定のアルバムからの曲なのか、ゑでぃまぁこんを意識したのか、わりとしっとりめ。でも随所笑わせながらで、これまた良かった。沢田研二のカバーもエッと思いつつもふちふな色で、ああいうチョイスはさすがだ。順番は逆のほうがしっくりきたかも。アンコールの1曲目でやった「ヘブン」は聴いていて、くるぞくるぞと思っていたらやっぱり背中がぞくぞくした。すごいっす。
終わって、ふちがみとふなとのCDを買おうと思ったら、今日も物販はなしで。まあそういうものか。談笑してるふちがみさんに声かけてまで、とも思うし。
いい気持ちで帰ってたんですが、チラシ類を全部忘れてきたことに電車の中で気づく。ほかのはいいとして、せめてふなととふちがみだけでも読みたかった。ダメすぎる。
どうでもいいことですが、今日の須原さんは仏様のような顔をしていた。
帰宅して韓国で買ってきたラーメンを食べる。めちゃくちゃ辛くて太めんで、だし取り用の昆布が入っていて、おいしかった。