怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

夕方、とりあえずBOONへ。行ってみたら閉まってる。焼き飯食べるつもりだった計画が一気に崩壊。考えた結果、ファーストキッチンへ。カレードッグはおいしいが、なんか物足りないし、客が女子高生ばかりで居心地悪い。まあ居心地というほど座ってませんが。時間が微妙に残ってるのでブックオフで物色。集中できず、ざーっと流し見。均一棚は流して見ても意味無いんだが、ダメな時はそういうものだ。ビールを買ってベアーズへ。
面子がいいせいかさすがに客が多い。ミラーボールズはもちろん、豊川座敷の猫敷もお目当てだけど、アナログエイジカルテットも3月33日も少し気になっていたので今日はベアーズしか考えられない日。毎回こんなだとうれしいけど。
最初が3月33日。ベアーズらしくないゆるいポップで、多分まだ長くはやってないようで、特にベースがいまひとつな感じはあるが、ギターはいい。3人で曲を作って作った人が歌うのはいいけど、多分ギターが全部歌ったほうがいい。CD買おうかどうしようかと思った。また聞いてみたい。
次が豊川座敷の猫敷。始まってすぐ、絶好調感が伝わる。今までは遠慮し合ったりドラムが出過ぎたり座敷君が頑張りすぎたりとどこか破綻したところがあったが、今日はバランスがいい。キーボードを中核にしそこに座敷君のギターとボーカルが絡んで、その押し引きが気持ちいい。これがバンドだという演奏で、ぐいぐい引きつけられた。僕は座敷君のソロが大好きで、このところの猫敷をソロをノイジーにしただけのように捉えて聞いてしまっていたし、実際それほど魅力的ではなかった。もうやめちゃえば、と聞きながら思ったことすらある。しかし今日はソロとは違う猫敷ならではの良さがあった。その良さは、かつての3人編成時代の良さとは別のものだ。あの頃の猫敷はよかったけど、メンバーを大幅に変えて、いってみれば新しいバンドとしての姿を見せてくれた。明日から九州中国ツアーだけど、今日の演奏ならきっと初見の人の心をつかめるんじゃないかと思った。正直、猫敷はこのところあまり聞いてなかったから、もしかしたら調子の悪い時ばかりにあたっていたのかもしれないけど。3/5の落合カーニバル行ってもいいかな。下山も出るし。とか言いながら多分その後のソロに行くわけですけど。後ろの女の子たちが、アングラっぽくて変わってていいねとか言ってた。
3番目がミラーボールズ。長いツアー中なので疲れてるんじゃないかと思ったがそんなことは感じさせない演奏だったが、曲目的にゆらゆら帝国フォロワーな感じが目立っていて、そこが僕にとってはいまいちな。確かにフォロワーではあるんだろうけど、ミラーボールズの魅力ってソリッドなギターと突き放すようなボーカルだと思うわけで。北脇さんがオフマイクで叫ぶのが好き。あと、最近北脇さんのSキャラがご無沙汰なのが気になる。後ろの女の子たちは今度は森さんの年齢が気になるようだった。うまいね、いいね、と気に入ってくれた様子。CD買ってください。
最後がアナログエイジカルテット。アングラノイズな感じで、好きなタイプなんですが、ボーカルのキャラが若干嫌かも。でもそんな真面目に見ずに、少し笑って受け入れればありかもしれない。ベースの人がミラーボールズのTシャツを着ていて、ボーカルが柄を何度もしつこく触って最後には本気で手を払いのけられてたのが可笑しかった。まあまた聞いてみたい、かな。
お客さんが多いので特に座敷君やミラーボールズと顔を合わせることもなく、つまり余計なことを言うこともなく帰宅。ミラーボールズは物販好調そうでよかった。僕もTシャツか買おうかどうしようかかなり迷ったけど、年々Tシャツが似合わなくなっていく自覚はあるんだよなあ。
帰ったら妻がチーズケーキを作っていた。おいしかったけど、11時過ぎに食べるものではない。