怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

相変わらず熟睡はできず、夢ばかり見る。
ひとつは、エロティックな内容で、人妻が出てくるのは昨夜読んでいたシェイクスピアの影響か。いや、人妻ではないか。我がものではない女性だ。背後から抱き、豊かな乳房の感触。マンションの外廊下のようなひと気のない場所。大きな声。幾度も求められ、応える。最初はこちらが強いたような気もするのだが、すっかり。
2つめは、ツジコさんの夢。MacBookを貸してくれと頼まれ、恥ずかしいファイルなどをひとまとめにし、パスワードをかけようと思っていたところ目を離したすきにもう使われていた。でもツジコさんの屈託のなさで、まあいいやと思ってしまう。MacBookのデスクトップには惑星のようなアイコンがいくつかならび、その最前面にある地球のような「ゆうぐれ」と題されたアイコンをクリックすると作品が始まる。音楽作品だが、ただ聴くのではなく、女性に抱かれながら体験するものだ。ある意味、ツジコさんの音楽の魅力をうまく表現している夢ともいえる。放棄された貨物操作場のような荒涼とした土地、だだっ広い体育館のような屋内で展開する作品はまさに至福の時だった。女性に抱かれるあたりは先の夢と続いているようなところがあるが、残念なのは実はツジコさんと会っていないことだ。なぜか全部間接的で、本人とは抱き合うどころか会話もないんだから、まあ現実的ですこと。
3つめは、車を運転したり自転車を運転したりして駐車する際、そこに居合わせた係だか通りすがりだかの女の子と他愛のない会話。妻に「郵便局で云々」と指示され赴くも、云々の部分がよくわからず戻ったり。そしてライブ会場で音楽を聞き、オシリペンペンズの新境地たる曲にはっとする。豊川座敷君や旧知の人らに会い、勧める。
その後カレンダーの夢。カレンダーに余計なものがついていたのでその詳細を調べる。授業では必要のない数式が盛り込まれているが、研究者としての意地でまぎれこませたものであったこと、展開している広告宣伝とは違う写真だが、そもそも「地味に見えても下着が華やかだといいでしょ?」というようなキャンペーンを、スカートを上げて下着を見せて行うのは、本来のお客さんである女性たちよりもスケベオヤジが寄ってくるばかりでつらい(それでもスカートは上げなければならない)という訴えを聞いて尤もだと感じたり。最後は、なぜ麻薬取引でこいつが生き残ったのかの調査。殺し殺される世界は大変だと思った。
実家に帰ると、いつも夢ばかり見る。多いのは不安に駆られるような悪夢で、その次はエロティックな夢である。そればかりだったらいいのだが。原因といったら寝床の具合に尽きるのだろうが、それが悪夢だけにならないのが少し面白いところだ。