怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

午後、まいけるへ。店主のたよりなげな感じも雑然とした店内もいつも通りで変わらない。丹念に見て回るつもりではあるが、どうにも売れそうにないものが大半なのでだんだんと見る気をなくしてしまう。まあ中学校の隣という立地や2〜3時開店という時間からしても中高生向きなのだから、そうそう掘り出し物などあるはずはないのだが。
それ以外は終日読書。尼崎から持ち帰った十数冊の未読書の大半は読了できそうである。
澁澤龍彦「滞欧日記」を読む。フランス行きの前に買っておいたものだが、さほど細かくは読まず参考にもしていなかったが、ポンピドー南の教会は見ておくべきであったかと悔まれた。フランスは意外に少なく、イタリアの比重が高い。いずれイタリア方面など欧州再訪の際には参考にせねばならない。にしても、ずいぶん日本食を食べていることや、シャルトルを1時間ばかりの滞在で済ませていることなどは意外であった。