怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

さまざまな体験

朝から河瀬に向かうが乗り継ぎが悪く、結局30分遅く出るのと同じ結果ということに。悲しい。またにっこうへ。この3ヶ月くらいリピートしてる気がする。今日は初心に戻って鶏白湯の塩。それと豚たたき飯。鶏白湯の塩は、うーん、こんなだったかなあ、と首を傾げる味。おいしいんですよ。しかし、前はもっと複雑な味が重層的に現れてくる感じだったと思う。例えるなら、パレットでざっくり混ぜてキャンバスに載せた絵の具と、1時間くらい混ぜ続けた絵の具くらいの差。朝作ったスープと作り置きのスープの差。少々残念と言わざるをえない。豚たたき飯はうまかった。しかしこれは一度でいいかなあ。自宅で簡単に作れそうだし、リピートするものではないと思った。店員さんはいつも感じがいい。
午後近江八幡のNO-MAにて「この世界とのつながりかた」。最初に吉田邸に行ってみたら、そういうときに限ってやってないからがっかりだが、おかげできれいな紅葉が見られたのでいいのだ。というか、近江八幡のあのあたりは、歩くのが楽しいところだから、無駄足は無駄じゃないのだ。それにしても、たねやにはいつも人だかりだが、いったい何があるというのだろう。不思議。
さて、「この世界とのつながりかた」だが、正直なところ展示数も内容も小粒だったと思わざるを得ない。いくつかよいものもあったけれど、わざわざ行くほどのものではなかったかなあ、と。ただ、うすうすそう思いながらも行ってしまうのは、多分僕がNO-MAファンだからなんだろう。ただ収穫が一つ。京都のギャラリー宮脇でフランソワ・ビュルランの展覧会があるという。行かねば。
帰途、ブックオフに寄るが、収穫の気配すらなく、無駄足。まあいいさ。
京都で極楽堂書店に行こうと思うが、どうやら清水寺のライトアップ拝観とかちあったらしく、バスの混雑ぶりがとんでもないことになってしまっていた。みなさん暇なんだなあ。五条坂を上って極楽堂書店へ。がっかりしたのは、展示は変わっているとはいえ、今回もEROTICシリーズだったこと。どうやらそういうものらしい。そのシリーズは、僕だけじゃなくて、多分全日本的に人気ないと思うのだが、まあ人気度で展示しているわけじゃないんだろうからしょうがないんですが。時間が足りるだろうかとどきどきしながら上った道をがっかりして下る。京都タワーを見ながら。
狭い道を進む。京都だからというわけじゃなく、薄暗い道に浮かび上がる風景は昼のそれとは違う、とても魅力的なものだ。見知らぬ道を見知らぬものに囲まれて進むのは、多分ほかに替えることのできない快楽だ。すっかり暗闇の鴨川の川縁を歩く。
いくつかお店をまわり、7時半にわからん屋へ。心配していた予約も入っていたのはよかったんだけれど、お客さんが8人。何回数えても8人。いいんですか、これで。こういうものなんですか、ふちがみとふなと。でもライブはほんとにすてきなライブでした。人は少なくても、すごく楽しいライブでした。これで1000円ならもっと人が来てもいいはず、と初めて行った僕が言うことではない。ビールを2杯も飲んでしまい、最後ふらふらになったが、僕だってがんばりました。次からはやっぱり1杯にしよう。
最後、LDK名義の「二つの午後」を買い、気持ちよく帰宅。