怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

朝から近江八幡。夜遊びしてないので、休みに寝だめすることもない。健康的だ。

ガラガラの電車で近江八幡到着。なんの危険もありゃしない。

いつも通り、歩いてNO-MAへ。やっと展示再開したとのこと。

今回の展示は「アール・ブリュット ―交差する物語―」。6名のアーティストはそれぞれに興味深かったが、いちばん印象に残ったのが天井に展示されていた井口直人。コピー機に顔やガジェットを押し当てて制作されたことから、おそらくそれをコピー機の中から見上げるという仕立てなのだろう。淡く強烈な色使いと涅槃を見るような表情はいくら見ても見飽きない。汪化(ワン・フア)の絵巻物風の作品も美しかった。

いつもお客さんの少ないNO-MAだが、そうはいってもだいたい迷い込んできた観光客くらいはいるところ、今は観光客自体がいないのでほんとに僕だけだった。せっかく展示再開してもこれではきびしいよなあ。

お昼の時分なので、きてかーなという農協の直売所みたいなところまで足を伸ばし、トマト、初卵、黒あわび茸、弁当を購入。とれたての野菜はもちろんおいしい。値段はだいたい市価そのままなのだけれど、なにせ新鮮さが違うから割安だ。野菜の味がちゃんとする。初卵は親鳥が初めて産む卵とのことで、縁起がいいとかなんとか。小ぶりで市場に出回らないということだが、ただそれだけのことで安めに買える。前から飲みたかった本田牛乳も。

公園で弁当を食べる。雨でなければこのコースがいちばんいいかもしれない。というか、先にきてかーなに寄ってもいいかもしれない。その方が品数は豊富だろう。

さかえやという酒屋でえみしき松の司楽しぼりたて生を買う。お店のおばさんはさすがに知識が豊富で、好みの味をいうとささっとアドバイスしてくれた。ここはよく通る道だったのだが、以前は日本酒のことなんて頭になかったから目に入ってなかった。あと、もしあったら買いたかった金亀は置いてなかった。

ワークマンでPVC防水シューズをようやく購入。やれやれだ。

ブックオフにも行くつもりだったがすっかり忘れて電車へ。というか、時間的に難しかったし疲れてたからこれでいいかも。

大阪駅から歩いて帰る。荷物は重いが歩けないことはない。

夕食は卵かけご飯、黒あわび茸の刺身。刺身じゃなくて焼いたほうが良かったかな。水っぽくてイマイチだった。

卵はもちろんおいしかった。