怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

朝は早めに出発、おおむね順調に。なんだかんだ、妻も楽しんでるようだ。

福井で途中下車、駅前の恐竜を見る。この歳の夫婦が仲良くはしゃいでるのは珍しかろう。しかし寒い。もう3月も終わりのこの時分に真冬かと思うような気候。ガタガタ震える。

金沢に到着。まず駅前のABホテルに荷物を預け、ひがし茶屋街へ歩く。とりあえず昼食を食べたいのだが、茶屋街付近では見当たらないので、少し離れた洋食さか井という店へ。妻はハントンライス、僕はA定食。おじいさんとおばあさんがやっているお店で、注文が入るとやおらおじいさんがコック帽を被り慣れた手つきでフライパンを振るのが楽しかった。

茶屋街を一周し、いろいろお店にも入り、麩饅頭を買い、次は僕の用事で金沢21世紀美術館へ。近くの神社で縁日のようなことをしており、参拝がてら見物。なぜか日本酒の試飲ができるようになっており、僕も衛生面に気を払いつつ数杯。勘で選んだのだが、気に入ったのはなかった。でもちょっとラッキー気分。ただ、寒いうえに雨まで降っては辛いなあ。

金沢21世紀美術館は「現在地:未来の地図を描くために[2]後期」というコレクション展。妻はエルリッヒのプールを見るためだけに来たようなものだから、コロナ対策で見れないとわかった時から興味をなくしてしまった。好きなように見れるわけでも亡いがといって一緒に見るわけでもない、こういう状況が一番よくない。アートの喜びを精一杯感じられる状態ではなかった。

最後に武家屋敷跡へ。もう暗いので誰もいない。暗い道を歩いて終わり。これはこれでいいかもしれない。

途中で見かけた菊一という店でおでん。見た目でカンが働いて、カンそのものは間違ってなかったのだけれど、なんせ愛想がない。というか、前にいる男の愛想がない。おばちゃんたちは何も問題ないのだが、いくら一見とはいえ、露骨に邪険にされては腹が立つ。常連客が妙な絡み方をするのも嫌い。味以前の問題で、二度と行くかという気分。

寒い夜道を歩いてホテルに戻り、大浴場に入ったりしてのんびりする。

妻は早くに寝てしまい、僕が明日の予定などを確認。