怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

沖縄3日目

今日も早起き。結果は今日も中止。
ていうか、昨日の朝時点で、明日はもっと荒れるという予報だったというのに、明日なら大丈夫だと思います、なんて言うお店が問題だと思う。客を逃したくないのはわかるけど、誠実さがない。
というわけで朝から万座毛へ。途中に喜名番所という道の駅があるというので寄ってみたら、単に駐車場とトイレがあるだけでびっくりしたけど、その向かいの池城ストアーというスーパー(弁当屋・肉屋が食品雑貨も扱っているという小さなスーパーで、沖縄にはたくさんある)に立ち寄ってみたらこういうところにはあるね。地元の食材やなにか。タンナファンクルーや朝ごはんを買って道の駅で食べた。風が強いし寒かったけど、できたてのゆし豆腐や天ぷらなどはおいしかったし安かったし満足。おばあちゃんのキャラもよかったなあ。奥でどんどん弁当をこしらえてて、こういうの好き。
万座毛の崖はたしかに絶景だったけど、なにしろ風が強くて飛ばされそう。そして寒い。楽しむどころではなかった。そしてここで一番酷かったのは観光客。入っちゃいけないところに入って写真撮りまくる。一眼レフ持ってる連中のマナーの悪さは異常ですね。あと、土産物店の商魂もうんざりするなあ。崖を見るのは無料で、遊歩道の整備するお金は土産物店の家賃あたりから出てるんだろうから、そのくらいは我慢しなきゃいけないんだけど。
寒いので思わずホットの飲み物を買ってしまった。
そのあとは座喜味城跡。波音が聞こえてくるのがよかったが、ここも飛ばされそう。寒い。妻の折り畳み傘は壊れてしまった。
続いてやちむんの里に向かう途中、墓地が見えたので車を止めてもらい見に行った。なるほど、これが沖縄のお墓かという感じ。妻はあきれてたけど、まあ短時間なんで。
そしてやちむんの里に着くと、妻が張り切って品定め。ただ僕にはどうしても欲しいものなんか見当たらないので、ほんとに同行してるだけ。そしてグラスを買い、丼を買ったので荷物をまとめようとしたら丼をひっくり返してしまった。妻が激怒して荷物をひったくって持って行ってしまったが、あの時中を確認するべきだった。と反省。
ずぶ濡れになりながら一周して那覇へ戻り、妻がどうしても行きたいという首里いろは庭へ。どのガイドブックにも載っているというからうさんくささ爆発だ。実際、沖縄の物価からして石畳定食1500円は明らかに高い。まあ民家のようなお店で食べるのは面白いし庭もいいが、それは僕らが離れた座敷に通されたからで、大テーブルで相席させられる大半の客には雰囲気なんかろくにない。僕らが行った時も雑誌だか何だかの取材が来ているようだったが、全く鬱陶しい。ただざっくばらんなおばあちゃんのキャラは楽しかった。味はそれなりにおいしいし手もかけてるようだし沖縄にしては薄味だから良いところはあるんだけど、個人的には一度行けば十分だと思う。妻は気に入ってたけど。
首里城は当たり前だけど中華風のしつらえで、趣があまりない。城跡のほうがいいなあ。ただ、首里城内にある鎖之間はよかった。寒い中、暖かいさんぴん茶琉球菓子は300円ならお得だし、沖縄美人が接遇してくれるのもいい。これ、一人では入りにくいから妻と一緒でよかった。大半のお客さんは通り過ぎていたし、実際団体ならそうせざるを得ないだろうけど、余裕のある観光客にはお勧めできると思う。
その後玉陵という、王家の墓を見学。復元されたものらしいが古色蒼然としていてとてもそうは見えない。しかし洗骨という沖縄の風習、なかなかすごいですね。ここも行ってよかった。人は少なかったけど、見落としがちなんだろうね。妻はよく見つけてきたなあ。
時間がないので急いで円鑑池に向かおうとしたらすっ転んで爆笑されたりしながら数分だけ観光。時間に追われるのは嫌だけど仕方ない。
桜坂セントラルの近くに車を停め、市場へもう一度行ってお土産を追加購入し、その後やちむん通りで妻が探し求めるシーサーをやっと発見。僕には理解できないがどうしても欲しいというので妻が自費で購入。僕はむしろ市場や桜坂の時代がかった雰囲気を楽しみたかったけど。
駐車場から出すときにまたひと悶着あり、思い通りにいかないとすぐ怒り出す妻には困り果てるな。
DFSへ。ここでなんとスワローズのバレンティン、ミレッジ、ロマンと遭遇。仲良しすぎるだろ。妻が写真を撮ってもらって大歓喜していたのが収穫だけど、プライベートにすいませんでした。
ホテルに戻り、夕食はまた昨日の居酒屋かとなったけど、僕が空腹なのでそれではお金がかかりすぎるということで、道すがらみかけたわかさ弁当へ。タクシー運転手が次々に買いに来ていたからどんなだろうと思ったら、300円でおかず4品、400円で6品、さらに沖縄そばかみそ汁かゆし豆腐付きという格安店。ご飯は容赦なく詰め込まれ、おかずも「これ」と指さした瞬間に入れられるから後戻りができない。煮物が混ざり合うのも無視。なかなか豪快で楽しく、これはこれで沖縄だなあという経験。楽しかったしおいしかった。
しかし買った丼が割れているのが判明し、妻が半狂乱になったのは弱った。