怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

沖縄4日目

朝食は一応タンナファンクルー。しっとりしていて黒糖の風味がおいしい。
栄町のあたりで妻に下ろしてもらい街を探索する。どうみても置屋の類であった建物が散見されるし、18歳未満立ち入り禁止の薄暗い喫茶店などがあり、夜は写真の撮れないところだろう。雰囲気を満喫して栄町市場の端っこにある丸山という弁当屋でわさび菜入りじゅーしーおにぎりとそうめんチャンプルーを買うとおばちゃんが魚の天ぷらをおまけしてくれた。二度と来ることもないだろう観光客の僕に。うれしい。なにかと話しかけてくれたりする沖縄の人たちのこういうところ、僕は好きだな。
バス停に行くと目的のバス番がないのでひとつ先まで歩き、バスが来るまでのわずかな時間で急いでさっきの朝食を食べる。歩き回ったから空腹だったしバスの時間も迫ってたけど、ほんとはもっとゆっくり食べたかった。
バスに乗り込み、延々と路線バスの旅。乗っているのは未成年かお年寄りばかりだ。
今日は珍しく晴れていて、久場のバス停で降りて坂道をあがってゆくとずいぶん暑い。道すがらは畑やお墓などが見えて、こういう旅こそ僕の旅。ネットでは15分などと書かれていたが、結局中城城跡にたどりつくまで30分かかった。
400円払ってもう一度城跡見物。前回の荒天も良かったが、明るい日差しの中の城跡もなかなかよい。二度来た価値はあったなと思いつつ、最後出口のあたりから中城高原ホテル跡へ。階層が複雑なうえに奥行きがすごいので見逃した個所もあるかもしれないが、およそ2時間以上楽しんだ。ヤマカンのような美しさはないが、これはこれで悪くない。いい思い出になった。外人二人組が横の道路をジョギング周回してたけど、どこかから入れるのだろうか。
最後のあたりで女性二人組に遭遇。
出口のところの自販機で琉球コーラを買って一気飲み。喉が渇いた。
バス停へ。途中に上久場之殿という小さな看板があったので見に行ってみると礼拝所のようだった。呪術の雰囲気がぷんぷんする場所で、好奇心で見に行くものではなさそう。
バスで戻って、今度は桜坂から牧志市場周辺を探索しつつ、赤とんぼというタコス屋でタコスを三本。地元客に人気があるようで、入れ替わり立ち代りお客さんがやってくる。疲れた感じのおばちゃんだが何かと親切にしてくれた。商店街の路上で食べるタコスはおいしかった。
妻から指示された土産物を買い、泊へ向かう。泊の街並みを見たかったがほとんど時間がなく妻の車に乗る。
妻がどうしてもというので予定より早くあしびなーアウトレットへ。予想はしていたが、僕が買いたくなるものは皆無で、結局妻の買い物につきあうだけになった。それも大半が甥たちへの土産。時間の使い方がおかしいとは思うが仕方ない。
ようやく8時に買い物が終わり、ホテルに戻る。
シャワーを浴びて居酒屋すいかへ。
今日は前回却下されたミミガー、海ブドウを注文し、タコスチャーハンやヘチマの味噌煮も。これがまたどれもおいしく、妻も大喜び。ご主人は大阪出身とのことで、だから味覚が合うのだろうか。妻が特に気に入っていた味噌は久米島のものだと教えてもらったので明日買うことになった。