怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

妻帰宅。おつかれさま。

一緒に朝食を食べてグランフロントに眼鏡を買いに行く。本音を言えば、妻は眼鏡が似合わないのだが、その中でも本人の妥協できるものを探す。

別れて僕は民博へ。

お昼用に茨木駅近くのスーパーマルヤスで弁当とお茶を買う。駅近なのに意外と安くて下町の風情のあるいいスーパーだ。

バス停は1本待ち。ただし次のバスでは座れそうだから、そこは運がいいのか。万博公園無料デーだからか、大変な混みようだ。バスが来たところで気づいたが、財布がない。スーパーで忘れたに違いない。慌ててスーパーに走り、心当たりを探すがない。おろおろしているとさっきのレジのおばさんが声をかけてくれた。誰かが届けてくれたようだ。たしかにここはいいスーパーだ。

というわけでバス停に戻ったがバスは結局立ちっぱなし。降りる場所も悪かったらしく、着くまでかなり時間がかかった。12時になっているので、とりあえずベンチで弁当を食べる。

まず「驚異と怪異」展。これは無料ではないのだが、かなり混雑している。そんなに人気があったのか。たしかに面白そうに見えるし、実際面白かった。

国立民族学博物館なので学術的な意義はしっかり押さえつつ、僕にもわかりやすく解説、展示品は所狭しとあっては必見の展示といえる。どれがいいというようなものではなく、最初から最後までいい。最後までではないか。ファイナルファンタジーは余分に思えたが、あれは何かの事情で必要だったのか。

大満足だったので図録を買い、みんぱく恒例の小物を買おうとメキシコのカラベラ人形を選ぶ。ところがこのカラベラ人形、帰りのJRの中で確認すると見当たらない。駅のベンチで落としたかと引き返したがやはりない。よくよく考えると、ゴミを捨てたとき一緒にしてしまったのではないか。自分でゴミ箱に放り込んだなんて悲しすぎるが、今さらどうしようもない。

本館のほうももちろん見たいところだが、時間の問題もあるから特集の「アルテ・ポプラル」のみ。

帰り、ロビーでガムラン演奏とバリの踊りをやっていたので少し見学。どうも日本人らしいのだが、本場そのものの見事さだった。

帰りは戯れに千里丘まで歩き、セブンイレブンのコーヒーで休憩してからJRで帰宅。

カラベラ人形の件を引きずりつつ、十三のクラブウォーターへ。ぜんぜんクラブじゃないぞ。

最初にM.A.N

次が大本命のNA/DANA/DAのやっていることに合う会場とはいいがたいし、客層も同じくで、雰囲気はアウェイ。ライブパフォーマンスそのものは申し分ないもので、僕は大満足なのだが、なにせNA/DAを理解できる客ではないので手ごたえがない。もったいない。そういう僕にしてからまだ二度目でしかないのだけど、打ち込みとエフェクターにチェロを入れ、現代詩のリーディングにパントマイム風の独特の動きを持ち込んだこのNA/DAはもっと評価されてしかるべきだ。アバンギルドのような京都のライブハウスならもう熱狂的に迎えられるかもしれない。なんにせよ、また来てほしい。お願いします。

THE BLACK DOLPHINESはなんだかんだと見るたびにいいライブやってる。

シクスシクスは今回NA/DAとツアーをまわってる二人組で、ひかりのうまが似合いそう。ここも二度目だそうで、つまり今回のツアーはシクスシクスありきなのだろう。NA/DAにぴったりでないのも仕方ない。どちらもひかりのうまが似合うが、だからといってどちらもクラブウォーターが似合うわけじゃない。シクスシクス、悪くないけどNA/DAを見に来た身としてはやはりピンとこない。違う流れでみたら違う感想になるだろうが。

最後はチャイローズ。これも悪くない。NA/DAの対バンとしてはぜんぜん合わないだけ。

全体に身内ノリのイベントで、だからこそNA/DAの来阪が実現したのかもしれないが、好みかと言われると。

終演後、コーラさんと少しお話しした。パフォーマンス中はヒリヒリと尖っているが、オフではリラックスしたお話しができた。

帰り、自転車でチェーンを巻き込む大失敗して大変だったけどなんとか帰宅。やれやれだ。