怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

朝から国立国際美術館コレクション展へ。もちろん無料日と知ってのこと。特別展のほうは面白いのかどうかわからない。行けば面白いのかもしれないが、建築は苦手分野だ。しかしコレクション展は鉄板。展示室に入るなり、なにか通底音のような音が聞こえてきて、わからぬまま進むと奥の奥に落合多武の「猫彫刻」が。キーボードの上に素朴な猫の彫刻が横たえられており、身体で押された鍵盤から絶妙のドローンが奏でられている。もしかしたら音はあらかじめセッティングされているのかもしれないが、なんにせよ最高の音。家で延々流したい。

昼は弁当。

夕方から京都へ。

京都芸術センターで「ポストLCC時代の」展を見る。勢いはあるのだが、コンセプトが作品に収まってない印象。

node hotelでヨーガン・アクセルバル「And I reminisce」。KEN NAKAHASHIでやってたもの。ホテルのロビーなのでお客さんに遠慮しつつの鑑賞になってしまうが、見たかったやつなのでありがたい。スタッフも親切だったのもうれしく、こそばゆい。肝心のホテル利用者さんたちがアートに目もくれてない様子だったのは残念というより気の毒。

京都文化博物館にて恒例の京都府新鋭選抜展。今回の特別展示は宮永愛子で、毎度毎度ぼく好みのアーティストを持ってきてくれる。ありがたい。選抜展ももちろん行くべきなのだが、時間がなく申し訳ないが割愛。UrBANGUILDへ。ハニーアップルジンジャーのホットを飲みながら開演を待つ。

最初にIvan。前座的な弾き語り。ソロでは初ライブと聞いてなるほど。知己でもない自分には向かない。

次がSawa Angstrom。井上理緒奈さんのVJ付きは初めてだったが、これがバッチリで、なんなら正式メンバーでもいいくらい。前回のSawa Angstromが一人だっただけに、この四人体制は突き抜けていた。児玉さんは大はしゃぎで浜田さん吉岡さんともよく絡んで気持ちよさそう。ライブの醍醐味を見せてもらった。

最後が主催のsaunaparty。サウナさん主催のイベントには以前も来たことがあるけど、基本的に仲間内のノリが強くて苦手。それでも来るのは好きなバンドを呼んでるからで、そのセンスには敬意を表するしありがたくは思うけど、でも苦手なものは苦手。すいません。

児玉さんの笑顔に見送られてすっきり気持ちよく帰った。