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あぶく銭でまたみはくへ。今度はハラミにしてみたがこれが失敗。切り身を焼いて出されるのだが、すぐに冷えるしそもそも肉が固い。カツにするならこれでもいいのだろうが、焼肉にするならこれじゃダメだろう。そもそも店内が寒すぎるし。この値段でこれって、自腹なら二度と行かないレベル。これはダメだ。
夜はベアーズ。企画イベントではなくブッキングのようなのだが、それにしては出来過ぎなくらいの4組で、これは行くでしょ。
最初がhayashi pooo。カンガルーポーのソロ。この人の前にツジコノリコが流れていたのだが、おそろしく絶妙で、かなり親和性があった。前に見たカンガルーポーのライブではそういう感覚を持ってなかったから、SEのおかげか。俄然興味が出てきた。音源が欲しい。
次が前から興味のあった三浦かよ。自作曲もあるが、かなりスタンダードな三味線と小唄で、それをこうしてベアーズで聴くというのが趣深い。
3番目に児玉真吏奈。見たことあるのはこの人だけなのだが、それぞれに連関し合う音楽性が、いい流れで来ていて、これがブッキングの醍醐味だよなあと思う。おそらく黒瀬さんが組んだのだろうが、ワンマンを1ヶ月後に控えた児玉さんに声をかけ、そして出るという意味を噛みしめる。これがわかる人が今日来ているのだろう。おそらく新曲なのか、耳慣れない曲もあり、どれもオブラートに包まれた攻撃性がある。にこやかな笑顔でナイフを握りしめているような、この佇まいは得難いものだと思う。終演後にSawa Angstrom(sa/wa)のZINEと音源を購入。児玉さんの考えをいろいろ聞かせてもらい、理解が少し深まった気がする。
最後がmujika easel。音はすごく好きで、歌詞が英語でなければという気持ちはあるが、そこがこだわりなのだろう。
月曜、ブッキング、なかなかの夜だった。