怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

磔磔へ行き、年始のキセルワンマンチケットを買う。うまくしたらうつみようこバンドのリハが見れるかもと思ったが、そんなことはなく普通に外で待たされた。まあそうだよな。チケットはかなり若い番号だったので、会場時間に来れば間違いなく座れそうだ。

延々とKCUAへ。ジョーン・ジョナス京都賞受賞記念展覧会「ジョーン・ジョナス Five Rooms For Kyoto: 1972–2019」。どっしりした作風で、これはむしろ図録など片手に見てやっとわかるやつで、僕のレベルではなかなか歯が立たない。それでも面白く興味深いのだが、しかし本当の魅力には触れていないこともわかる。残念だが今の自分はこの程度。いつかわかりたい。

久しぶりにArtRock No.1へ。しばらく来ないうちに店がずいぶん荒れて感じる。在庫が山をなし、棚を見るのも一苦労だ。昔はもっと背筋が伸びていて、委託の商品や新品が主張していたはずなのだが。

RAMZASABO」を購入。雨なので今日はアナログを買う気分にはならないが、次は少し値の張るやつでも買うか。

そろそろ時間なので京阪でアニーズカフェへ。深草の駅から延々歩いたとこにあり、こんなところでライブというのが不思議でならない立地。

店は地下にあって、内装は古いがそこそこ手が込んでる。元々は普通のカフェバーだったのだろう。どちらかというと、無理にライブハウスに仕立ててる雰囲気。

最初はfriendly hearts of japan。何年振りだろうか。最初にベアーズで見た頃からすると、メンバーも歳をとったのだろうが、佇まいは変わってない。ポップでありつつクール。淡々とした演奏は山場や見せ場がなく、それが魅力になっている。特に声もかけなかったので、僕が熱心に見ていたことには気づいていないと思うが、これからもそういう関わり方で見ていきたい。

二番目に河内宙夢とイマジナリーフレンズ。名前はあちこちで目にしていたが見るのは初めて。

最後が佐野千明バンド。これまで弾き語りでしか見たことのない佐野千明さんだが、バンドはものすごくよかった。バンドを信頼しているのがひしひしと伝わる、自由で伸びやかな演奏。弾き語りの延長ではなく、インディーポップとしての形がある。これまでバンド形態を聞いてなかったのが悔やまれるライブだった。終演後に聞くとドラムが代わるとのことで少し気になるが、代わるということはさらに良くなるかもしれないわけだ。期待しよう。