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昼前から神戸へ。元町で降り、商店街を歩いて、途中のローソンでパンを食べて、KAVCへ。TRANSの第5留を見る。第6留第7留の別の形の記録、としてもずいぶん異様な映像作品だ。ストレートな形でなにかを伝えようとしてるのではなく、その異様さこそが本質なのではないかと思う。
湊川へ。活気のある、いい商店街だ。寄り道したいところはいくらでもあるが、そうもいかない。
稲田をチラ見して芦原温泉へ。2度目なのでそこそこ慣れている。露天含めてあちこち風呂に入る。
風呂上がり、酒屋でビール買って稲田へ。串カツ6本。いいもんだが、値上げして100円か。安いって値段ではなくなってきたな。
そのあとは鼻知場商店でレモン水。普通のコップで出てくるのがいい。
時間に余裕をもって行って、間が空いたら喫茶店で読書でもすればいいかと思ってたのだが、その喫茶店がどこも早じまいなので結局商業施設のベンチで一休み。ちょっとつまらないが、といってのんびりできないのではせっかくの湊川がつまらない。まあ仕方ないか。
逆光へ。予約特典はまさかのサツマイモだった。自分で作った芋とのこと。こういう特典はいいな。
カレーを食べてグルパリさん待ち。皆飲み食いしてる。食べたい飲みたいおいしいはもちろんだが、グルパリさんを呼んでくれるこの貴重な店への敬意の表れでもあるだろう。
グルパリさんのソロは久しぶりだ。1年ぶりかな。テコの原理も好きだが、やっぱりソロはいい。うそのない言葉。言葉から出た音楽。
途中、グルパリさんに連れられて、新湊川の川べりへ行き、夜空の下でうたを聴いた。みんなで想い想いの姿で耳を傾けた。その行為こそが詩だった。あの幸せな時間はどこにもない。湊川の、逆光の、グルパリさんの中にしかない。それはここにあった。
ライブが素晴らしかったとか、そんな月並みな言葉はいらない。大事なものがここにあった。